おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

きらいだったはずなのに・・・

2025-01-25 07:14:50 | グルメ

年末年始の一時帰国に際し、もうチケットとったその日から、「日本に帰りついたら最初に絶対これ食べよう!!」と決めていた冬のグルメ・・・それは

「カキフライ」!! これがとても不思議なのですが、アタシ、世界で一番キラいな食べ物が「牡蠣」なんです・・・

一時期広島に住んでたことがあって、本当に新鮮で、地元民も推す牡蠣なら食べられるようにはなったのですが、まだおいしいとは思えなくて・・・ とにかく苦くないヤツなら食べれるかな?ところが、長くインドにいると、体が必要とするのか?もしや、亜鉛不足?妙に牡蠣が食べたくなったのです。まァ、フライなら苦い牡蠣にあたってもタルタルソースでおいしくなるよね?

で、調べたら、東京スカイツリーの目と鼻の先にあった!! 「かき市場」!!

ランチタイムにギリギリすべり込めました。そう!成田空港から京成で押上に直通! で行けてよかった!!

ランチセットのカキフライはアツアツジューシー!苦味はなくてまろやかでアタシ好みでした!!

おまけ:スカイツリーから浅草までは一駅の距離。腹ごなしと時差調整のために散歩。

いつもと逆の方向から見上げる、浅草名物「金の・・・」 なかなか興味深い造形です・・・



五郎さん、五島から韓国まで流される!!

2025-01-23 16:59:23 | アート・文化

年明け、アタシが楽しみにしていたことが一つ。
『劇映画 孤独のグルメ』本予告<主題歌:ザ・クロマニヨンズ「空腹と俺」>【2025年1月10日(金)公開】
「劇映画 孤独のグルメ the Movie」!!

Season1の第一話から大好きで見ていたアタシとしては、なんと運よく(?)封切りの時に日本にいるんだから、ぜひ映画館に見に行きたい!! 

G県の県庁所在地「前橋」の「けやきウォーク」にTOHOシネマズのシネコンがあり、そこでやっているのでR毛線に乗って出かけました。

映画と言えばポップコーンとコーラでしょ!! と、久々に購入してみました。アタシが日本の映画館が久々なのか、何かとても静かに感じます。アタシが最後に映画館で映画を見たのはブルガリアで、その時も静かだったけど、それとはちょっと理由が違う・・・ でも、その前にブルガリアで見た「スターウォーズ・エピソード1」の時は観客が拍手したり、大きな声で笑ったり・・・ っつーか、アタシうるさかった?

(以下、ちょっとネタばれあり・・・すみません)
映画の最初から、五郎さんがパリ行きの飛行機の中で、二択に迷った挙句爆睡して食事が食べられなかった時、アタシは爆笑!! それこそ、「腹が減って死にそうだ・・・」なんて、以前の名ゼリフ、また言う?って思ったり・・・ にしても、台風で流されたり、毒キノコにあたったり、まぁ五郎さん、よく生き延びましたねぇ~。パート2もあるのかな?


おいしい!! ウクライナ料理 in G県K市

2025-01-16 16:54:53 | グルメ

前から行ってみたかった「キッチン・ウクライナ」!ランチに行ってきました。

同じ通りのはす向かいにあるお店「ナタリア」のママ、スウィトラーナさんが、ウクライナから避難してきたお母さん、ナタリアさんに働く場所を提供しつつ、G県民(だけじゃないけどね)にウクライナ家庭料理を味わってもらいたい、と開店した店です。

ウクライナ料理の定番「ボルシチ」のセットメニューは冬の今時期とってもうれしいですね~! 寒い時はこういう寒い国の料理がいいんですよね~ ホント、しみるうまさ。ブルガリアにいたころ、ウクライナやロシア系の友人たちが「ボルシチはスープじゃない!ボルシチなんだ!!」って強く(!)語っていたのを思い出します。それだけウクライナ人にとって大切なものなんですね

そしてウクライナ風水餃子「ペルメニ」。肉入りのほうです。アツアツで、中から肉汁がほとばしるぅ~♪

テレビ番組でも取り上げられていた、ナタリアさんの作る家庭の味のロールキャベツ!ブルガリアみたいに「キセロ・ゼレ」を使うのではなく、生のキャベツの葉を使ったタイプです。おいしい~♪

デザートのケーキは手作り。なつかしい、東欧の友人たちが焼いてくれたケーキを思い出しました。

お店はK市の旧市街。昭和世代のアタシにとってここは昔「花街」だったところ。もう取り壊してなくなってしまった映画館があって、そこは松竹の配給だった。で、「寅さん」か「ガンダム」を見に行くところでした。なつかしい・・・ 学生の時はそうそうお子ちゃまの来れるところではありませんでした。ずいぶんとさみしくなって廃墟感が増したものの、今もこの辺はしっかり当時の色を濃く残す昭和レトロな街並み・・・ に、ポッと東欧料理のレストラン! 時代はかわったなァ~!!


共産酒場の酒とおつまみ

2025-01-15 10:15:32 | アート・文化

もうすぐブルガリアを離れて6年・・・ブルガリアが懐かしい・・・ ワインにラキア、それにビールも、いろんなおいしいお酒とおいしい料理に巡り合えたあの国・・・ ホントに懐かしい。

このブログが、今の、ほぼG県ブログではない、まだ本当にブルガリアブログだったころ、東欧や近隣諸国に造詣の深いライターさんやブロガーさんたちにこのブログからつながりました。その中のおひとり、「共産主婦」の著者、イスクラさん。旧共産圏の雑貨や切手を扱ったり、「オストモダン」や「コメコンデザイン」そして「社会主義食堂」などの本を出しておられます。

そのイスクラさんの最新の著作が「ノスタルジア酒場 労働者といのちの水」。X(旧ツイッター)で告知しておられたこともあり、去年の11月ごろには出版されたのを見ていたのですが、やっとのことで入手に成功!

東欧から旧ソ連圏にかけてのお酒の事情を取り上げた、彩り豊かで眺めても楽しく、カクテルやおつまみのレシピも載って実用的なこの本!! 特にビール、カクテルとお酒のおトモ、それにまつわるコースターやタバコのおはなしを取り上げています。考えてみたら東側とはいえやっぱりドイツと言えばビール!でしょうし、「バドワイザー」発祥も、「ピルスナー」という言葉のもとになった「プルゼニュ」という町があるチェコも旧共産圏!

ブルガリアはワインにラキアがメインで、あまりカクテルは得意じゃなかったかもしれない・・・ なにせ、混ぜる手間を惜しんでそのままグビグビ飲んじゃう(笑)。でも、こんなカクテルもあったし、ビールはおいしかった・・・黒ビールも、そしてラドラーも、そして何よりペットボトルに入った3リッターのビールは衝撃的だった!! 一日の労働の疲れをいやす一杯・・・アルコール類を安く提供することは共産体制ではとても大切なことだったんでしょうね・・・ そうでなきゃやってらんないし、そうしてないと「ウルトラバカ酒飲み」じゃないけど、工場にある工業用アルコールを飲んじゃうようになっちゃうし。確かに労働者、それも鉄鋼業や炭鉱の街、ペルニックではブルガリアで最もアルコール依存症が深刻な町だったことを思い出します。

カクテルのレシピを見ると、ワインベースのカクテル、意外と多いんだなぁ。今いるところでは一番手に入りやすいのはラムだから、ラムベースのカクテルだったら作れるだろうか?コーヒーや牛乳をつかったカクテルもできそう。ブルガリアのキョーポルやスネジャンカ、それにおとなりはセルビアの「プレスカヴィッツァ」!懐かしいなあ!! インドで手に入る野菜でもなんとかなりそうなものもあるかな?みなさんも、この本のレシピを参考にカクテルやおつまみをつくって、東欧や旧共産圏にこころの旅をしてみるのはいかがでしょうか?ホンモノの東欧のレシピだからぜひお試しください!!

 


日本の職人技、スゴいぞ!!

2025-01-03 12:48:29 | テレビ番組

年末にテレビを見ていると・・・ テレ東はまさに「五郎祭り!!」(笑)。ホントに「孤独のグルメ」の再放送ばかりです!! 好きだから全部見ちゃう!そんな中で番宣、そこに懐かしい風景・・・ あれって、もしかしてドブリニシュテの「ローマ風呂」?

その番組は日本の職人が海外でその匠の技を使ってより使いやすく修理する、という趣旨。そして行く先が、「ギリシャ」「ブルガリア」、そして「ルーマニア」!! 久しぶりにブルガリアをテレビで扱ってるのに出会える!! そしてこのブログにも久しぶりに「ブルガリア」ネタ、あげれる!!

まずはギリシャの島で役場の入口のスロープやドア、漆喰の壁を修理する、っていうミッション。青い空に青い海!! それに輝く白い壁に青いドア・・・ 懐かしいなァ。アタシが行ったのはエギナ島だったからそんなに青いドアじゃなかったけど。そして・・・

水のたまった大きな桶のようなもの、温泉かなと思ったけど、そうじゃなくて

洗濯機!! そして場所はブルガリアではなくルーマニア!! それもどちらかというとハンガリーに近い方のマラムレシュ地方。それにしても全く同じものが東ヨーロッパ各地にあるんですね!写真は「エタラ」のものだけど、バンスコにもあったなぁ。やっぱりトルコの影響なのかなァ?

そしてブルガリアで職人ワゴンが行ったのは・・・街の名前は「グロジェネ」だったなぁ。ソフィアから1時間半くらいの街。街の雰囲気はなんともボテフグラッドから奥に入った「マスオさんの街」で有名な「エトロポレ」によく似てる、と思ってグーグルマップで探してみると・・・ ありました、ありました・・・ ソフィアからヴァルナ方向に向かう「マギストラーラ」(高速道路)の終点近くの「お菓子の街」ヤブラニッツァからさらに少し山奥に入った小さな町みたい・・・

山奥の街の「デツカ・グラディナ」(幼稚園)。こんな小さな町なのに今27人の子供たちが通っていて、これからまだ増えていくらしい・・・すごいね。それにしても幼稚園の建物の中の一室は冬、薪で埋め尽くされている。なんで?あのお部屋が空いてれば子供たちももっとゆっくり遊べるのに。冬の薪をキレイに並べるのは、大の大人数人がかりで丸一日かかる大仕事なのはわかるけど、地下に「マゼ」(倉庫)や軒下の薪スペースはないのかなぁ?外に出してると盗られちゃう?

職人さんたちのお仕事はさすが!「納めるところにちゃんと収める」日本の匠の技!!という感じで興味深かったです。