やはり食いしんぼうの私・・・ おいしいものが食べたい!! というのと同時に、世界に名高い(?)「おいしくないイギリス料理」の頂点も極めてみたい(笑)と、行く前からサイトをチェックしていくと・・・ あった!! なんとロンドンのうなぎ料理!! ロンドンの庶民の味だそうですが・・・
日本のうなぎ料理はすーっごく手間がかかっていますよネ。あの脂っこさと川魚特有の臭みを取るのには技術と熟練が要るのに、なんとロンドンのうなぎ料理は「うなぎゼリー」とか「うなぎのシチュー」とか、「輪切りだから骨に注意」とか・・・ すごい!これはきっとイギリス料理の頂点(?)だ!! 試した日本人観光客が「脂っこくて食べられなかった。その後もずっとうなぎの脂っこさが口に残って・・・」なんて書いているのを見ると俄然ファイトが沸いてきます!! (名古屋で有名な「山」のように) でも私も食べきれなかったらどうしよう~!!
うなぎゼリーとうなぎシチュー、どちらにしようか悩みましたが、その日は少し肌寒かったので温かいほうに。それからこのお店はパイもウリのようなので保険をかけてそれも。
タワーブリッジから徒歩15分。有名なそのお店「マンゼズ」に到着。もう中は地元民が列を作っています。みんなに混ざって並び、「イール・アンド・マッシュ」と「1パイ・アンド・マッシュ」を注文。
カップクがよくてニコニコ明るい売り子さんがババッと皿に勢いよくついでくれます。
まずは一口・・・ う~ん、まずくはない。でもとびきりウマくもない、っていうかあんまり味がない・・・ ロンドンっ子はこういうのがいいのかなぁ?と思ってみていると、みんなテーブルにおいてある塩、コショウ、酢をドバドバドバーッ!! あれ?じゃあ味があったほうがいいんじゃないの? 私も「遭難」することなくアッサリとこのメニューを征服しました!!
さらにイギリス名物といえば、フィッシュ・アンド・チップス!! 友人が、「ここが一番うまいゾ、自分で2年かけて食べ比べて確かめたんだ」という地元のお店で、冷凍魚ではなく新鮮な魚を使うのがウリのお店です。
ギリシャ系の家族経営のアットホームさで、チップスを大盛りにしてくれました。味はバツグン!! 「ハドック」(タラの一種)という白身魚は、カリッカリの衣のアッツアツのフライになって、カロリーも忘れてパクついちゃいます!!
でもやっぱり、国際都市ロンドン。多国籍です。別の友人家族がトルコ料理の人気店に連れて行ってくれました。評判のいいそのお店は夕方でもうお客でいっぱい!! その店だけでなく姉妹店も大繁盛です!
メインのものを注文するとメゼ(トルコ語で前菜)とサラダ、パンがついてきます。メインが焼きあがってでてくるまで時間がかかるからなんだって。オーダーしたのはドネル(鶏、羊、ミックスが選べます)
とシシュ、付け合せはチップス(フライドポテト)かピラフ(ごはん)のどちらかを選べます。
そしてデザートの「バクラヴァ」というスイーツとトルコティー「チャイ」はサービスでタダ!! 7~8ポンドと安くてボリュームもあって、おなかいっぱい!! トルコ語が飛び交う活気あるキッチン! トルコ人のお客はもちろん、いろんな国籍の人でお店は満員!!
他にもインド系や東南アジア系のレストラン、中華料理、イタリアンはどこでも安く提供されています。ビュッフェ形式(食べ放題)のお店の情報もちらほら。一人でも利用しやすいサンドイッチの充実したカフェもあちこちに!
そして街中どこにでもスーパー「テスコ」!! テスコのおかず、調理パン、サンドイッチ、スイーツのコーナーはもう目うつりしちゃう!! オーブンで焼くだけになっているチーズたっぷりのテスコオリジナルキッシュは1個1ポンドのセール、そして切って袋詰めにされた野菜など、いわゆる「中食」コーナーの充実ぶりには身を見張ります。1から自分で作るより簡単で安くつくかも!! 行きたかった所全部には行けなかったけど、またの機会には是非まわりたいゾ~!!