ここのところ日中30度以上になるソフィア・・・ 暑いヨ~(汗) 乾燥した暑さは日本のしけった暑さと比べて過ごしやすいですが、体にはある意味悪い!! 水分の必要な人体から容赦なく水を奪います。ちょっとパザールに買い物で15分くらい歩くときでも、水のボトルを持つか、行った先で飲み物を買って休憩するかしないと夕方ガクッと疲れた感じが!!
夜は9時半くらいまで明るく、午後6時過ぎくらいから人々は通りに出てきてカフェに入り、友人たちや家族達と何か呑みながらウダウダする・・・ これがブルガリアのこの時期の過ごし方ですね~
そうだ!! この、1年で一番日の長い時こそ、オープンエアなカフェ、レストランだ!! リューリン3丁目、コーペラティブニヤ・パザール近くのピッツァリア「ジェペト」!! おいしくて、セルビチョールキ(ウェイトレス)のサービスもよく、ピザが安くておいしいのでいつも人でいっぱい!! 特に通り沿いのテラス席はなかなか空きません。でもそのときはたまたま1ヶ所空いてました~♪
ビール、赤ワイン、サラダ、ピザ・・・ と、あとこの店ではじめてスパゲティもとっちゃおーっと・・・ なになに?「スパゲティ・ネアポリスキ」・・・アヤシイ「ナポリタン」的な名前ですねぇ。でも「スパゲティ・ナポリタン」って日本発祥じゃなかったっけ? と出て来たのはまさしく、ケチャップで赤く色付けされた、玉ねぎ、ピーマンの入った日本の「ナポリタン」、さすがに日本のタコさんができるウインナーに似たブルガリアのクレンビルシ(合成ソーセージ)は入ってなかったけど・・・ これは日本のレシピ? 私の舌にはなじみ深い、給食並みのフニャスパで、結構イケました。(でも、イタリア人が食べたら激怒するだろーな・笑)
おいしいワインとお食事で気分良く食事していると、目の前の通りを警察車両が走り抜け、一台の赤いBMWを停車させました。何やら不穏・・・ トランクやシートの下を開けさせて何やら探しています。もしかして不法タバコか、ナルコティツィ(クスリ)か?
リューリンのパザール周辺は不法タバコの一大市場で、いつもロマの人たちが「ツィガーリ!、ツィガーリ?」(タバコいかが?)と販売しています。ちょくちょく警察がはっていますが、彼らがいなくなるとまた何もなかったかのように売り始め、見ていると結構みんな買っています。そういうタバコは箱の表示がブルガリア語以外の言語なのですぐ分かります。
ピザをほおばりながらリアルな警察の捕り物シーン・・・ テレビじゃないのよね・・・ もう日常な風景でみんなも普通に食事してました。
このリューリンのパザール周辺には他にも、カクテルバーやバーベキュー・レストラン、ビラリア(ビアホール)もあり、夕方から人でいーっぱい!! 夏の一番いい時期に利用しない手はないですネ!! 飲んで食べても一人10レバ(約5ユーロ)くらいですヨ。