おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

日本からのお客さんとバラの谷ドライブ!! ②コプリフシュティッツァ-カザンラクの有名観光地

2012-06-11 12:31:03 | まち歩き

出かけたのは6月最初のウィークエンド。このあたりの日程は気候的にもブルガリアの観光的にも見どころいっぱい!!

ストレルチャから、ブルガリア観光の定番、コプリフシュティッツァに山道を抜けて行ってみました。卒業生を送り出したこの時期、修学旅行や遠足の子供たちがこういう(ブルガリアの観光地でもあり、独立運動と深く関わっている)ところにはあふれています。日本でいうと「松下村塾」のある萩に修学旅行に行く、見たいな感じでしょうか(笑)。もォ~!! キャーキャー、ワーワー!! にぎやかだな~っ!!

スケッチブックを持った高校生くらい(?)の女の子たちが歴史的な町並みを写生していますが、よく見ると一人の女の子のTシャツには日本語が!! 「それって日本語!!」と言うと、

「えっ!? どういう意味なの?」

Agirlwholovesjapan
教えてあげると ワ~っ!! と大喜び。フランス語を話す観光グループも到着!年金世代らしい人々が子供や孫たちと家族旅行でしょうか? 大きなカメラを首からかけて一般公開されている伝統的なつくりの家々に入っていきました。

昔からの家も多く、新しい家も「ハウス・ミュージアム」の景観に合わせて作られています。そんな町並みの一軒の扉の下の出入り口から人懐っこい子猫が!! ちょっと遊んであげると・・・Catinkopliv6titsa

ずーっとついて来ようとするよ~っ!! 座ると登ってこよ~とするし・・・ ネコにつれなくされるよりはうれしいけど、すこし先を急ぐのョ、と、後ろから来たグループにおまかせして・・・Streetinkopliv6titsa

コプリフシュティッツァからカザンラクに抜ける国道は「トラキヤ高速」が出来る前はソフィアからブルガスへ向かう幹線国道、そしてバラの谷を通り抜けていく道。途中に「カルロボ」、「カロフェル」という町があり、バラ畑が道の両側に広がります。

ちょうどカロフェルを通ったのが「チェレショヴァ・ザドゥシュニッツァ」。日本風に訳すと「桜(さくらんぼ?)のお彼岸」・・・ つまりブルガリア全国的にお墓参りの日!! カロフェルの町の中心によさそうなメハナがあると友人から聞いていたのでそこでお昼をしようと思っていたのですが・・・ この町、ブルガリア独立運動のヒーローで詩人の「フリスト・ボテフ」の出身地。この全国的お墓参りの日、このヒーローを記念する式典が行われ、何と国の政治家のセンセーたちも来ていました。そういうわけでただでさえ山間の小さな町の中は車や人、それに出店や移動遊園地まで出てゴッタがえしていて”静か”どころではありません。ヒぇ~、早々に退散!!

それからお決まりの観光スポットといえば、「シプカ僧院」!! ここも観光客がいーっぱいでしたよ!! 田舎にあるせいか空気が汚染されているソフィアのアレクサンデル・ネフスキー寺院より金ぴかの屋根の輝きがまだキレイなような・・・ そう言えば「シプカ」と言えば日本人の年金生活者のご家族がたくさんいたので有名でしたが、聞こえてきた話によると今では3家族くらいしかいないんだとか・・・

それにしても、まァ~観光名所がだんだん”日本化”?商売魂がスゴイ!! 日本からのお客さんには「これと同じの、ソフィアで買ったほうがちょっと安いよ!! あ・・・”でも、ここで買うからいいんじゃん!!” というものがあったら買っちゃおっか?!」・・・

コメント (2)
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