日本国内のLCCってどうよ!?

今回の一時帰国、日本国内での移動もどうしよう・・・　青春18きっぷの時期なら迷わずチョイス!!　なのですが・・・

ヨーロッパではもう市民権を得ているLCC。ワタシもウィズエアーやあの有名なライアンエアーも体験済み。アジアでもかなり広がってきているLCCが日本に本格上陸している今日この頃なのでニュースでもよく聞きますね。関東から福岡に行くのに一番安い方法は何かな？といろいろ試算してみたのですが、

「キングオブ深夜バス」（ホントは夜行バス、ネ）として某番組で有名になった「はかた号」をぶっちぎった「ライオンズエクスプレス」、これはスーツケースを持って移動できるのはいいですネ。サイコロ振るわけじゃないけど、乗ってみたいかな？でもおしりの肉がボロッと落ちるほどヤラレちゃうかも（笑）。あと、フェリーとツアーバスのセットも考えました。でもそれより安かったのがLCC!! 　成田～福岡間は一番安いとほぼ５０００円!!　これならスーツケースを宅急便で送ってもほぼトントンかな。たまたま関東では羽田に行くにも成田に行くにもあまり変わらない、というかかえって成田のほうが便利なロケーションなので思い切って使ってみることに。そしてせっかく（?!）なので行きをジェットスター、


帰りはエアアジアと乗り比べてみよう!!


成田空港でLCCは第二ターミナルを使います。だから最寄り駅は「空港第二ビル」駅。鉄道駅を出るときに検問があり、いざターミナルビルへ。


福岡へはジェットスターを使うのでターミナル1階に出ると建物に入って右方向に向かいます。エアアジアは左・・・　


国内線チェックインのところからエスカレータで上がると大きな「ジェットスター」の看板とチェックインカウンターがあります。そこはエアコンの配管もむき出し。でも、基本みんな前もってウェブチェックインしているんでしょう、ほとんどそこに人はいませんでした。



どうやらジェットスターはJALやスカイマークの国内線と同じ待合室を使っているらしい。ここには一応おみやげ屋さんなどもあります。


福岡空港ではLCCは第一ターミナル。とにかく地下鉄から遠い・・・　でも、LCCもボーディングブリッジを使うんですね。先回「スラーフライヤー」を使ったら飛行機からいったん地面に降りて歩かされたのに。これは意外でした。成田空港ではどちらもバスで移動します。


ジェットスターも、

エアアジアも客室乗務員さんたちはきびきびと動き好感が持てます。どちらも全員日本人。でもエアアジアのCAさんはお化粧が独特なので、「あれっ、この人ナニ人？」と思っちゃった・・・　でも、ヨーロッパにいるとお化粧をきちんとすることはオフィシャルなことなのでとてもいいですネ。

ヨーロッパで今まで乗ったLCCと、日本のLCCの違うトコ、それは日本のLCCは自由席じゃないこと!!　だから、「レディー、ゴ～ゥ!!」をする必要はなくていいのですが・・・

エアアジアで福岡から成田に向かうとき、ワタシの隣に座ったダンディーな男性が、

「実は妻と一緒にチケットを取ったのですが隣同士にならなかったんですよ。よろしかったら替わって頂けませんか？」と言われました。チェックインのタイミングのせいなのか、二人でチケットをとっても一緒に座れない・・・　なんじゃ、そりゃ?!　もちろん、このことはサイトの但し書きにもきちんと書かれています。でも、じゃあ、席を変更しようとすると・・・

二人分空いているところに席を移すには、二人とも席を変更しなければならず、そしてその手数料が座席指定料金で一人300円!!　二人だと600円かかる!!　う～む、これはエアアジアジャパンの陰謀ではないか（笑）と思っちゃいました。もし足のスペースが広いホットシートに変更しようとしたら1200円!!　さすがにホットシートはほぼ空いていましたね～

でも、ヨーロッパのLCCと比べて日本のLCCのいいトコ、それは、機内にハンドバックやコンピュータバック＋コロコロのついたキャリーバックを持ち込めること!!　ライアンエアーやウィズエアーでは厳しく手荷物一つに制限されるので、これはかなり気が楽です!!

日本でLCC,根付くでしょうかね？今回ジェットスターもエアアジアもほぼいっぱいお客さんを乗せ、どちらもほぼ定刻できちんと運航してくました。「トランク一つだけで、飛び回れこのMy　ｈｅａｒｔ」（う～む、トシがバレちゃう。笑）な人にはいいかもネ!!

今回もオマケ：日本のLCCよりも小さかったブルガリアンエアの飛行機・・・