アエロフロートに乗ると必ず乗換えで使わなければならない、モスクワ「シェレメチエヴォ」空港・・・
モスクワオリンピックを機にできたらしいこの国際線ターミナル、先回「空港寝」させられたときの印象があるので悪いイメージしかない・・・ 暗い、寒い、何もない、そしてたくさんの人が「住んでいる」・・・ でも、最近新しいターミナルDができたらしい!! 今回アエロフロートを使うに当たり一生懸命情報を集めてみたのですが、あまり詳しいことは出てこなかった・・・ じゃあ、これからアエロフロートを使ってブルガリアに来る人のために、詳しく情報を挙げてみましょう!!
日本からソフィアに向かう際、オンラインチェックインしようとすると・・・ あれっ?! できない!! 「予約されていますがチェックインは空港のカウンターで行ってください」だって・・・ それじゃ席が選べないジャン・・・ 予想通り、前もってアエロフロート日本支社に問い合わせして希望を伝えてあったのとは全く違う、ほとんど最後尾の席に送り込まれてしまいました・・・ ま、いいけど・・・
新しいターミナルDでも、古いターミナルF,つまり以前のシェレメチエヴォ2でも、飛行機を降りて「トランジット」の表示にしたがっていくと、必ずもう一度パスポートコントロールと、手荷物検査を通らなければならない・・・ インターネットでオンラインチェックインして手元にすでに搭乗券がある場合、パスポートを見せて、搭乗券にスタンプを押してもらい、手荷物検査にすぐに入れます。手元に乗り継ぎ便の搭乗券がないときはトランジットカウンターに並ぶことに。でも、ここであまりに時間がない場合、アエロフロートの地上スタッフが待っていてチェックしてくれるようです。ソフィア行きの便との乗り換え時間は1時間半。大丈夫かな?とかなり心配したのですが、以前のように長蛇の列はできませんでした。
トランジットカウンターで荷物のタグ(そこに乗り継ぎ便の便名も書いてある)を見せると、もう一枚紙をくれました。搭乗券かな?と思ってみると
「ターミナルFのトランジットカウンターで19時からチェックイン」
何だ、もう一度別のカウンターで搭乗券を発券してもらわないといけないのネ・・・ いっぺんで済まないのかしら。これはソフィア行きの便がブルガリアンエアだからでしょうか?
日本からソフィアに行くためにこの空港を使う場合、ターミナルDとターミナルFの間を移動しなければなりません。その間にはターミナルE。この間を移動するのにどれくらい時間がかかるの?そしてすぐ分かる? と心配しましたが、
きちんと表示が出ていて、それに従っていけば大丈夫。でも、
ターミナルFの端から、
やったら遅いエスカレータで一度登って(ちなみに階段、エレベータもあり)
免税店やカフェ、「バーガーキング」もあるターミナルEを抜けて
カーペット敷きの所でのびのびできる場所もある長い連絡通路を通り、
また降りるとターミナルDの入り口・・・
そして日本に行くのはそのターミナルDの一番端っこのとっぺんさき・・・
とっても遠い。20分くらい歩いた感じ・・・
でも、時間に余裕があればこの空港、特にターミナルDでの乗り継ぎは悪くないですよ!! 無料でWIFIも使え、
免税店もレストランやカフェもいい感じにそろっています。せっかくなのでボルシチとピロシキを試してみましたが、空港がこんな感じだったのであまり期待してなかったのですが、食べてみると・・・ お~いし~、これーッ!!
いかがですか?ブルガリアに来るのにアエロフロートとシェレメチエヴォ空港、使いたくなった? ちょうど同じ便でスペインに向かう日本人ツアーがアエロフロート使ってましたねぇ。ワタシとしては・・・ これしか選択肢がなければ使うかな?もう慣れたから・・・
おまけ: なぜか大きな空港では床に座り込んでターミナル内のコンセントから電気を取ってコンピュータなどを使う人、多いですよねぇ。
ちなみに以前ワタシが一夜を過ごしたターミナルFの階上の間は・・・
きれいに整備されていました。ずいぶん明るくお店もたくさん入った旧シェレメチエヴォ2=ターミナルF。でも、その分なおさら狭くなったかな。それに喫煙室が分かれていないので、ゲートで待っているとタバコのにおいがします。そしてしょっちゅうゲートが変更される!! 42番ゲートと発券されたのに、待っていると「43番ゲートに変更されました」とアナウンスが。ブルガリア語に近かったので何とか分かったアナウンス。でもそこにたくさん並んでいた中国人たちは聞き取れなかったのか、ワタシを中国人と誰も疑わず、中国語で尋ねてきました・・・ 残念ながら中国語、わかんないんだよなあ
そして・・・
新しいターミナルDで待っていると、目の前を何かが横切ったような。目の錯覚かな?と思いレストランに入ると、その正体が分かりました!!
(笑)