今日もビンボーな庶民行き交うリューリン・・・ の中でもひときわ場末感漂う5丁目付近・・・ ロマの人たちばっかりが住む住居棟がいくつもあるせいでしょうか? っていってもウチの超近所(笑)みんな顔見知りです。
ここと市中心部をつなぐ市営交通310番バスがあるのですが(古い写真の使いまわしてすみません・・・)、先日のニュースで、ここをいつも走っている赤い「イカルス」バスはもうやめて、新しいのが走ることになったそうです。「イカルス」はハンガリーの会社で、この会社のトロリーバスも走っていて、これがまた古いのですが、またまた庶民のリューリンから中心部に行くもうひとつの路線7番トロリーに使われています。
やったーっ!! この310番バス、もう本当に古くって、冬にマイナス10度のときにも暖房が入ることもなく、車内には乗客のブーツにくっついて入ってきた雪が残り、ひどいと乗降口の階段が凍ってて超あぶないっ!! 夏は夏で窓が壊れているのであんまり開かず、死ぬほどアツい!! でも、キルコフ(ジェンスキー)パザールに一本で行ける便利な路線なので仕方なく必要なときは使っているのですが・・・ もうこの赤いバス、見るだけで気分が・・・ なのに地元民は「イカルスのこのバスは、車検と整備が終わって出てきたら『ネムスキ・チョソヴニック(ドイツの時計)』みたいにしっかりしててこわれないんだゾ~!!」とまったく気にしていないご様子・・・
ネムスキ(ドイツ製)と言えばソフィアではこのハンガリーの「イカルス」だけでなくドイツの「メルセデス・ベンツ」のバスもよく走っています。日本人のワタシの感覚からすればベンツは高級車!! だけど観光バスや路線バスも結構走っていて、さぞ乗り心地がいいんだろーネ~、と思っていました。確かにソフィア空港に行く84番や最近の111番に使われる新しい「ベンツ」バスはいいけど(でも111番は満員の乗客のとき、アコギにぶっ飛ばす運転手と道の悪さで気分が悪くなることが多々ある・・・)、クリーム色の古いヤツは・・・ むか~しむかし、免許取りたての頃に乗ったスバル・レックスのオートマ(笑)みたいに変速するときにガッチョーン・・・と、これまた気持ち悪くなっちゃう・・・
今度来るのはドイツの「マン」社のバス「ライオンズ・シティー」!! 2015年のバスオブザイヤーに輝いたそうです!! もう少しずつソフィア市内を走り始めています。乗ってみると・・・ う~む、快適!! これなら絶対・・・ 少なくとも暖房は入るよネ♪ 夏の暑いときには冷房も効くでしょう・・・やった~っ!!
でもね~・・・ 「今度新しくなります」的な宣伝って、前にも書きましたが7番「イカルス」トロリーにずーっと前から書いてあるのに結局ボロいのが今でも走り続けてるし・・・ 同じリューリン3丁目の終点まで来る6番トロリーには新しいシュコーダの連接トロリーバスが使われるのに、ワタシがよく使わなきゃいけない7番にはボロばっか・・・ ってことは310番バスが新しいバスによる運行になるのはいつのこと? 「5月いっぱいで」って書いてあったけど・・・ まァ期待せずに待ってよーっと!!