庶民があんまりイケてない秋物に衣替えしている街、ソフィア市リューリン区・・・ パザール周辺ではそろそろワイン用のぶどうが並び始めています。ということでおいしいワインを生産するんで有名なワイナリーにちょこっとドライブ!!
ソフィア市内のどこのスーパーや店にもあるブランド「スタロセル」。ワインだけでなくいろいろな果物からのラキアもつくっています。
プロヴディフやパザルジックといったブルガリアの農業地帯「トラキア平原」のはずれに位置するワイナリーです。「有名どころ」っつーのは、ヒネクレてるワタシの感覚からするとハズしたくなるんですけど、そんなアマノジャク気分はちょっと捨てて、ここまでソフィア市内で売り込みに成功して、そして、どうしてけっこう高級ブランド化&その維持の面でうまく行っているのか行って見てみることにしました。
まァ~とにかく遠いっ!! 遠いぞーっ!! プロヴディフに用事で回ったのと、主要道から外れているからそう感じるんだろうけどネ。でも、行ってみると、オオ~っ!! けっこういいぞっ!! ワイナリー・ツアーの様子は写真で・・・
スタートはまず、トラキア人が大地の母なる神(とかなんちゃらかんちゃら・・・って彼女が説明したような、と思うのですが・・・)にワインやいけにえをささげた岩。
ラキアの醸造施設やワインを発酵させ、貯蔵するタンク、
そしてイベント用に作られたトラキア人の墓を模したホール兼リザーブワイン貯蔵所ではワインテイスティングも楽しめます。
入口にはワインのコルクの栓を使った名刺ホルダー・・・
ここのスゴイのは、このワインテイスティング付き見学(3レバ)だけでなく、室内外プール、そしてホテルがついてること。この辺は温泉地としても有名で、近所にパナギュリシュテ、ストレルチャにも温泉があります。ワタクシ的にはインドアプールが温泉水っつーのはポイント高し!!
外プールの横にはワイン樽の形のサウナもあり、もしかしたら冬もサウナ→水にドボーン!! を楽しめるかも!! 一泊90レバくらいから泊まれるんですヨ~!! もちろんレストランもあります!! 片隅にはなぜか日本のゲーム機「クイズショーbyショーバイ」!!
だれがプレイするの?何より日本語、分かるの? まるで「呑めるテーマパーク」!? (笑) 入口には銀行のATMがありました。つまり資本が入ってきてるってこと? なるほどね~。
このワイナリーの他に、この近所(隣村)にはプールが屋内外にあるキャンプサイト&バンガローもあったりしますが、基本的にこの土地の「宝」である温泉は、資本が入らないともう「廃墟の休日」・・・
馬はいる。日本人の目には「もったいなすぎるぅ~!!!」
でも、またいつか、次は温泉&ワインのために冬に来たいなあ~。クレジットカードでも支払いできるそうですので、日本からも来れたらいいですネ。でも多分レンタカーが必要になるかも。でも、思ってたよりはずっとよかった!!