どこのスーパーも近所の人のみが利用する、顔見知りしか来ない首都の田舎村ナデジュダ区・・・ ワタシを含めオッサン、オバサン世代が多いっ!! 急に日中35度を超す日も出てきた6月半ば、この世代はビールで大人の「ティータイム」です。
やっぱビンビールがペットボトルのお徳用サイズよりも割高だけどおいしい気がします。それにビンを返せばビン代はひいてもらえるしね。こういう時に近所に大型冷蔵庫の備わったスーパーがあるのはウレシイ!! わざわざ買いだめする必要ないもんネ。「のみたいな~」と思ったら小銭片手に空きビンもってタターッと買いに行けばいいし!!
このビンビール界(?)に最近割って入ってきているのがまたもサイダーっぽい甘めでアルコール度数の低い飲み物。日本のサイダーは炭酸清涼飲料だけど、それっつーより「シードル」っつーんすかね? 果物からつくられているらしいスイートでさわやか、だけどちょっぴりアルコールが入っててっていう・・・イギリスではポピュラーな飲み物で友人宅のランチでは必ず出てきていた飲み物。またフランスのホールセール「カルフール」がソフィアでまだ元気だったころにはよく買っていたのですが・・・ ブルガリアでは去年あたりからぼちぼち出てきていたのですが、今年に入って見つけちゃったのが、「クラデツァㇳ・ナ・ヤボルキ」・・・つまり「リンゴどろぼう」という意味で、ラベルにはキツネっぽいシルエット。
かわいい~っ!!! ブルガリアではキツネはリンゴを盗るのかな? キツネはブドウが大好物、って聞いたことあるけど、リンゴは・・・まーさーかーねェ? 飲んでみると、甘~いっ!! 「ファンタ」クラスの甘味度はありそう。それに他のビール会社もこぞってチェリー味やミント味、ベリー味などを出してきました。昨年までの「ラドラー」、つまりビールを柑橘系の炭酸飲料で割ったっぽいのではなく、最初っから果物から醸造された炭酸入りアルコール飲料です。
さらに!! ノンアルコールビールも売り出し中!! いろいろな所に広告が出ています。何かダイエットにもいいそうな。そして「オール・ゼロ」なんてのも出てますねぇ。日本ではもうおなじみですよね。こちらではノンアルコールといいながらアルコール度0.5%のものが多く(日本でも1%未満はお酒じゃない扱いだしね。)、500mlのロング缶で、やはり1レバ(≒70円)といったところです。
ウチの近所の食料品店「ハニー」でこのノンアルコールビールを買ったら、お店のおねえさんが、「これ、ノンアルコールだけどいいの?」ときいてきました。イイんですっ!! 昼間っからふつーにアルコール度5%以上のビールを飲んでも何も言われないブルガリアでは、ノンアルコールビールは逆に「大丈夫?分かって買ってる?」ときかれてしまうんですよね~・・・