晴れているときはサワヤカ~な田舎の風を感じるナデジュダ区。先日行ったビラリアに味をしめ、またも夕方のビールタイム♪ とにかくこの夏季に限ってはビンビールよりも、サーバーを使って注がれるナリヴナ(=日本でいうところの生?ドラフトっつーの?日本でもビンビールに「生」って書いてあるビールあったもんね・・・)がおいしく感じます。
いつもの「レジーナ」のオリーブなどのおつまみを見ながら少し中に入ると「スラブスカ・スカラ」という大きな看板のあるテナントがあります。ここのところの暑い日に魅力的なパラソルと、ベンチ、テーブルが店前にドーンとあります。店内を見ると・・・ あれっ?つくりかけ?! キッチン部分は稼働中ですが奥はまだ内装資材がほっとかれてる・・・ こりゃ~営業しながらちょっとずつ仕事を進め、お金を貯めて資材を買い足し内装の職人を雇いつつ続けるってやつでしょうか?
とにかく入ってみよーっと!! まずお店のおねーさんが保温中のケースを開けて見せてくれました。これがメニューがわりです。今日のアタシの気分は・・・っと、キョフテ2個を普通にとり、あとこのテの店で一番のウリでしかもうまい、「プレスカヴィッツァ」を1個!! カルトフィ(フライドポテト)はちょうど終わってしまっていたので「ゼレヴァ・サラタ」(キャベツのサラダ)やリューティ・チュシュキ(青唐辛子の辛いヤツ)なんかをちょいちょいと入れてもらって、あとパンを1個、そしてビール1杯で何と6レバくらいっ!! 超おトク~っ!! さらにこのプレスカヴィッツァ!! 他んところだとキョフテやケバプチェと同じ味のタネを、「大きく平たくしたらプレスカヴィッツァ、小さいとキョフテ、のばすとケバプチェ」的な所も多いのに、ここのは味が違う、なんかもっと肉肉しくって何か別の具材も入ってるおいしいプレスカヴィッツァでした。その他、この日は試せなかった鶏の「パルジョーラ」(モモ骨なし)、豚の「グルディ」(ばら)なんかもあって・・・ 肉そのものとビールの取り合わせもいいですねえ!!
外に座ってグビッ!! プハ~っ!! 文字通りのウマさだけでなく外に漂う本物の炭焼きのかぐわしい香り!! これもおいしさを倍増させる演出のようなもの。ブルガリアの「吉四六さん」的なヒーロー「ヒッタル・ペテル」はスープのにおいをかぎながらパンを食べたら店に文句を言われて・・・ っていうくだりがあったけど,ここに座ってバーベキューの香りをかぐだけでビールってのもいけそうなくらい「おいしい煙」でいっぱい!!
すぐそばに座っている太めのおじさん。どうやらこの店のオーナーのよう・・・ 電話をかけながら書類がどうこう、仕入れがどうこう言っています・・・ どうやってこの店を完成させるかしているのでしょうか・・・ ブルガリアのレストランのオーナーは太めの人も多い。ぽっちゃりさんはおいしいものが大好き&趣味も兼ねての飲食店、なのかな?