MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

「哲学の道」の蛍

2007年06月07日 | おでかけ
蛍は「梅雨知らせ」の虫だとか。
梅雨入りも早まりそうということで、先日、蛍を見に行ってきました。
 夫が事前にインターネットで蛍目撃情報をチェック。
 今はブログなどで最新の情報が手に入るから便利です。

 夕飯を食べて、家を出たのが7時20分ごろ。
 思っていたよりも日が長くて、まだまだ明るいのにビックリ。
 蛍が見えるほど暗くなったのは、8時ごろのことでした。

 まだ暗くなかったからか、8時までは全く蛍の気配さえなし。
「見られないかも」と思い始めたころ、人の集まっているところにたどり着きました。
 はじめは本当に一つだけ。
 そして、歩いているうちに別のところでも一つ二つ。
 ほのかに光ったり消えたり・・・・・・、まさに、枕草子の「ただ一つ二つなど ほのかにうち光りて行くも をかし」といった風情。
 懐かしい蛍の光でした。

 子どもたちも
「あっち!」「ほらみえた!」「きれいだね~」
 と、大興奮。

 子どものころ、父が私たち姉妹のために蛍を集めてくれたことを、昨日のことのように思い出しました。
父も、今の私と同じような気持ちで、蛍を見せてくれていたのでしょうか。
 子どもたちも、私と同じように大人になって思い出してくれるでしょうか?


琵琶湖疏水の「哲学の道」対岸・西側の小道を歩こうとしたら、近くの家の防犯用(?)の灯りが点灯!せっかくの蛍見物の邪魔になってしまいました。
 蛍を見に行かれる方は、注意してくださいませ。
 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする