図書館の児童書コーナーで娘が「電車の本、読んで!」と持ってきたのが「やこうれっしゃ」(西村繁男 作、福音館書店<こどものとも傑作集>)。
読むといっても、実はこの本は文のない絵本なので、「がたんごとーん・がたんごとーん」と言いながらページをめくっていくのですが・・・・・・。
東京の上野駅から北陸・金沢駅まで行く「やこうれっしゃ」。
娘は、扉ページに書かれている赤ちゃん連れの家族を、各ページで探していきます。まずは上野駅中央改札前の人ごみ。そして、ホーム・寝台車・客車で。
「このページにはいないねー」「あっ、こっちにも違う赤ちゃんがいるね」
次に読む時は、違う人物に注目しながら読むと、何度でも楽しめます。
東京の結婚式から帰るご夫婦。スキー板をかついだ若者たち。出稼ぎ帰りのお父さんたち。いろいろな人生が見えてくるようです。
おりしも、今日はブルートレイン「はやぶさ・富士」の最終運転の日。
これで、本州と九州を結ぶ寝台列車はなくなるのだそうです。
20年ほど前、初めて乗った寝台車が九州・西鹿児島行きの「特急なは」でした。その後も大学生の頃は帰省のたびに「急行ちくま」を利用したものです。
いつか子どもと一緒に寝台車に乗ってみたいと思っていたけれど、そのころには一部の高級寝台列車しか残っていないかもしれないなぁ。
時代の流れとはいえ、なんだか少し寂しいような気がします。
読むといっても、実はこの本は文のない絵本なので、「がたんごとーん・がたんごとーん」と言いながらページをめくっていくのですが・・・・・・。
東京の上野駅から北陸・金沢駅まで行く「やこうれっしゃ」。
娘は、扉ページに書かれている赤ちゃん連れの家族を、各ページで探していきます。まずは上野駅中央改札前の人ごみ。そして、ホーム・寝台車・客車で。
「このページにはいないねー」「あっ、こっちにも違う赤ちゃんがいるね」
次に読む時は、違う人物に注目しながら読むと、何度でも楽しめます。
東京の結婚式から帰るご夫婦。スキー板をかついだ若者たち。出稼ぎ帰りのお父さんたち。いろいろな人生が見えてくるようです。
おりしも、今日はブルートレイン「はやぶさ・富士」の最終運転の日。
これで、本州と九州を結ぶ寝台列車はなくなるのだそうです。
20年ほど前、初めて乗った寝台車が九州・西鹿児島行きの「特急なは」でした。その後も大学生の頃は帰省のたびに「急行ちくま」を利用したものです。
いつか子どもと一緒に寝台車に乗ってみたいと思っていたけれど、そのころには一部の高級寝台列車しか残っていないかもしれないなぁ。
時代の流れとはいえ、なんだか少し寂しいような気がします。