MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

春の味 ウド

2011年04月02日 | 料理&美味しいもの
 「ちゃんと春は来るのだなぁ」と、窓の外に咲くユキヤナギを見て思います。

 「春の味」は本当にいろいろあって、野菜売り場を通るたびに「あぁ、もうこれが出てるのね」「まだまだ高いなぁ」と喜んだり悩んだりしています。
 タケノコ、菜の花はもちろん、お豆さんも春の味。
 そして、私にとっては「ウド」も大事な春の味なのです。

 田舎の祖父は家でウドを育てていて、5月の連休ごろになると、丈は短いけれど香りの強いウドを宅急便で送ってくれるのでした。今は父が育てているようですが、今年の出来はどうでしょう?

 それにしてもウドというのは、皮をむいてしまうと中身の白いところの小さいこと!
上の写真でも分かる通り、酢水の入ったボウルの中の白い身と新聞紙の上の皮の量を見ると、やっぱり驚いてしまいます。

 皮をむいた身の方は、スライスした後に酢を入れたお湯でさっとゆでて、しっかり水気を切りサラダや酢のものなどにして食べます。

 これは、酒炒りしたエビと一緒に酢味噌をかけていただきました。
(キュウリもウドと一緒にさっとゆでてあります。)西京味噌の甘めの白みそがウドによく合います。


 皮の方は、千切りにしてきんぴらに。
 これが本当に美味しくて、実は私は皮の方が好きなのです!
 だからこそ、皮をむくときに遠慮なく厚めに剥くことができます。

 年に何度も口にできるものではないですけれど、だからこそ全部まるごと美味しく頂きたいものです。
コメント
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