電子レンジで作る簡単なジューンベリージャムの作り方です。
電子レンジで作るジャムは、本当に簡単。作り方と言っても、要するに「砂糖を混ぜる+レンジする」だけ。
お子さんと一緒のクッキングにぴったりです。
ジューンベリーは種が硬くて多いのですが、ひと手間かけて種を濾したら、本当に美しいジャムになりました。(上の写真)
もちろん、実がそのままごろごろ入っているジャムも果実感たっぷりでよいものです。お好みでどうぞ。
<粒入りジューンベリージャム>
赤い色がキレイなので、うちの子は「レッドベリージャム」とよんでいます。
理想的なジューンベリーの収穫は、色が紫になってから。実についている軸というか果梗(かこう ※)の部分から実がぽろりと取れるぐらいになったら甘く熟しています。でも、完熟の実は非常に柔らかいので、収穫時に汁が服に飛んだりするので気を付けて!
※果柄(かへい)ともいいます。このサクランボの絵では、緑色の部分です。
完熟とまではいかなくても、色が濃くなってくると甘くなります。つまんで味見してみるといいですね。
「1週間前の若い実」 「完熟の実」
完熟した実は、まるでブルーベリーみたいですよね。でも、この色まで熟すまでに小鳥に食べられちゃうことの方が多いのです。狙われやすい木には、防鳥ネットが必要かもしれませんね。
<追記 2016.05.29.>カメムシが完熟の実の果汁を吸い取ってしまうことも! みんな美味しいものを よく知ってます。
ジャムを電子レンジで作るときのポイントの一つが、深めの耐熱容器を使うこと。
果実と砂糖を入れて、容器の半分ぐらいの高さまでのほうが、飛び散ったりしないので良いと思います。
(加熱中は、けっこうブクブクいうのです)
私は、iwakiの「ニューボウル 3.3リットル」を使ってみました。
(直径23センチ×高さ11センチの耐熱ガラス製ボウルです。電子レンジもオーブンも使えます!)
ジューンベリーの種について
ジューンベリーの種は、ブルーベリーの種に比べて大きくて硬いです。米粒よりは小さいですけど、胡麻より大きくて硬いので、少し口当たりが悪くなります。
生で一つ食べてみて「この種が入っていると、ちょっと食べづらいかも」と思われた方は、もうひと手間かけて、種を取り除く作業をするといいかもしれません。(詳しくは下記レシピ参照のこと)
我が家の家族は「実も種も入っていてOK」なのですが、今回は裏ごしして種無しジャムも作ってみました。作ってみたら、とっても綺麗なジャムができて大満足。年配の方にも喜んでもらえると思います。
■レンジで作るジューンベリージャム■
<材料>
・ジューンベリー 500グラム
・砂糖 200~300グラム
(お好みで加減してください。砂糖が多い方が長期保存できます)
・レモン汁 大さじ2
・オリーブオイル 4~5滴
(なくてもよい。私も何のために入れるかは分からないのですけれど、昔読んだレシピで入れていたので……)
<作り方>
(1)ジューンベリーは、洗って水気をきり、果梗(軸)を取り除き、深さのある耐熱容器に入れる。
※必ず、「電子レンジ使用可」の耐熱容器を使ってください!
(2)耐熱容器に、砂糖・レモン汁・オリーブオイルを加えて、砂糖が少し溶けるぐらいに混ぜる。
「砂糖などを混ぜたところ」(加熱前)
(3)ラップをかけないで、電子レンジ800ワットで7~9分間加熱して、灰汁(アク)をとる。
※耐熱容器も熱くなるので注意!
※500ワットや600ワットの電子レンジでは、加熱時間を長くしてください。(9~13分ぐらいです。)
「1回目の加熱後・灰汁をとる前」
(3’)<もうひと手間>
灰汁をとったものを冷まして、ミキサーで実が崩れるまで混ぜ、「裏ごし」や目の細かいざるで濾し、種を取り除く。
※ミキサーするときは、量を入れすぎないように。あまり入れすぎると、ミキサーが止まってしまいます。少量ずつ(容器の半分ぐらい?)入れて、「フラッシュ・スイッチ」機能で様子を見ながら混ぜてください。
※ミキサーの耐熱温度に注意。我が家のミキサーは「40度以下」でした。
ミキサーして濾して……ペーストになりました!
種を漉すのに、お味噌汁のときに使う「みそ漉し」を使ったら、とっても楽でした。(2017.06.07.追記)
(4)ラップをかけないで、再び電子レンジ800ワットで5~7分間加熱。少しとろみがついたぐらいで、出来上がり。とろみがつかない場合は、1分ずつ加熱を追加してください。
※500ワットや600ワットの電子レンジでは、7分~10分ぐらい。様子を見て加熱してください。
冷めると、さらにとろみが出て固くなるので、あまり加熱しすぎないこと。
濾したものは、とろみが早くつきました。つぶした皮や果肉のおかげかな?
ジューンベリー500グラムが、種を濾したら400mlほどのジャムになりました。
ヨーグルトなどによく合います。(これは、果実の粒入りのもの)
これは、甘さ控えめのレアチーズケーキに。
<おまけ>
もっとしっかり「とろみ」をつけたい方は、製菓コーナーで「ペクチン」を買ってきて混ぜるといいです。(使用方法は箱に書いてあります!)
「ペクチン」は、りんごやかんきつ類などの果物由来の天然成分で、ジャムなどにとろみをつけてくれます。ジャム作りが盛んなのか、ドイツではペクチン入りの砂糖が売っていました。便利ですね。
<参考サイト>
・アヲハタ 「手作りジャム入門」
瓶への詰め方・保存など、非常に参考になります。お鍋で作るジャムの基本的な作り方も。
<関連リンク 2020.06.10.>
・レンジで「桑の実ジャム」 - MOONIE'S TEA ROOM
<関連記事 2016.05.29.>
・ジューンベリーとカメムシ - MOONIE'S TEA ROOM
電子レンジで作るジャムは、本当に簡単。作り方と言っても、要するに「砂糖を混ぜる+レンジする」だけ。
お子さんと一緒のクッキングにぴったりです。
ジューンベリーは種が硬くて多いのですが、ひと手間かけて種を濾したら、本当に美しいジャムになりました。(上の写真)
もちろん、実がそのままごろごろ入っているジャムも果実感たっぷりでよいものです。お好みでどうぞ。
<粒入りジューンベリージャム>
赤い色がキレイなので、うちの子は「レッドベリージャム」とよんでいます。
理想的なジューンベリーの収穫は、色が紫になってから。実についている軸というか果梗(かこう ※)の部分から実がぽろりと取れるぐらいになったら甘く熟しています。でも、完熟の実は非常に柔らかいので、収穫時に汁が服に飛んだりするので気を付けて!
※果柄(かへい)ともいいます。このサクランボの絵では、緑色の部分です。
完熟とまではいかなくても、色が濃くなってくると甘くなります。つまんで味見してみるといいですね。
「1週間前の若い実」 「完熟の実」
完熟した実は、まるでブルーベリーみたいですよね。でも、この色まで熟すまでに小鳥に食べられちゃうことの方が多いのです。狙われやすい木には、防鳥ネットが必要かもしれませんね。
<追記 2016.05.29.>カメムシが完熟の実の果汁を吸い取ってしまうことも! みんな美味しいものを よく知ってます。
ジャムを電子レンジで作るときのポイントの一つが、深めの耐熱容器を使うこと。
果実と砂糖を入れて、容器の半分ぐらいの高さまでのほうが、飛び散ったりしないので良いと思います。
(加熱中は、けっこうブクブクいうのです)
私は、iwakiの「ニューボウル 3.3リットル」を使ってみました。
(直径23センチ×高さ11センチの耐熱ガラス製ボウルです。電子レンジもオーブンも使えます!)
ジューンベリーの種について
ジューンベリーの種は、ブルーベリーの種に比べて大きくて硬いです。米粒よりは小さいですけど、胡麻より大きくて硬いので、少し口当たりが悪くなります。
生で一つ食べてみて「この種が入っていると、ちょっと食べづらいかも」と思われた方は、もうひと手間かけて、種を取り除く作業をするといいかもしれません。(詳しくは下記レシピ参照のこと)
我が家の家族は「実も種も入っていてOK」なのですが、今回は裏ごしして種無しジャムも作ってみました。作ってみたら、とっても綺麗なジャムができて大満足。年配の方にも喜んでもらえると思います。
■レンジで作るジューンベリージャム■
<材料>
・ジューンベリー 500グラム
・砂糖 200~300グラム
(お好みで加減してください。砂糖が多い方が長期保存できます)
・レモン汁 大さじ2
・オリーブオイル 4~5滴
(なくてもよい。私も何のために入れるかは分からないのですけれど、昔読んだレシピで入れていたので……)
<作り方>
(1)ジューンベリーは、洗って水気をきり、果梗(軸)を取り除き、深さのある耐熱容器に入れる。
※必ず、「電子レンジ使用可」の耐熱容器を使ってください!
(2)耐熱容器に、砂糖・レモン汁・オリーブオイルを加えて、砂糖が少し溶けるぐらいに混ぜる。
「砂糖などを混ぜたところ」(加熱前)
(3)ラップをかけないで、電子レンジ800ワットで7~9分間加熱して、灰汁(アク)をとる。
※耐熱容器も熱くなるので注意!
※500ワットや600ワットの電子レンジでは、加熱時間を長くしてください。(9~13分ぐらいです。)
「1回目の加熱後・灰汁をとる前」
(3’)<もうひと手間>
灰汁をとったものを冷まして、ミキサーで実が崩れるまで混ぜ、「裏ごし」や目の細かいざるで濾し、種を取り除く。
※ミキサーするときは、量を入れすぎないように。あまり入れすぎると、ミキサーが止まってしまいます。少量ずつ(容器の半分ぐらい?)入れて、「フラッシュ・スイッチ」機能で様子を見ながら混ぜてください。
※ミキサーの耐熱温度に注意。我が家のミキサーは「40度以下」でした。
ミキサーして濾して……ペーストになりました!
種を漉すのに、お味噌汁のときに使う「みそ漉し」を使ったら、とっても楽でした。(2017.06.07.追記)
(4)ラップをかけないで、再び電子レンジ800ワットで5~7分間加熱。少しとろみがついたぐらいで、出来上がり。とろみがつかない場合は、1分ずつ加熱を追加してください。
※500ワットや600ワットの電子レンジでは、7分~10分ぐらい。様子を見て加熱してください。
冷めると、さらにとろみが出て固くなるので、あまり加熱しすぎないこと。
濾したものは、とろみが早くつきました。つぶした皮や果肉のおかげかな?
ジューンベリー500グラムが、種を濾したら400mlほどのジャムになりました。
ヨーグルトなどによく合います。(これは、果実の粒入りのもの)
これは、甘さ控えめのレアチーズケーキに。
<おまけ>
もっとしっかり「とろみ」をつけたい方は、製菓コーナーで「ペクチン」を買ってきて混ぜるといいです。(使用方法は箱に書いてあります!)
「ペクチン」は、りんごやかんきつ類などの果物由来の天然成分で、ジャムなどにとろみをつけてくれます。ジャム作りが盛んなのか、ドイツではペクチン入りの砂糖が売っていました。便利ですね。
<参考サイト>
・アヲハタ 「手作りジャム入門」
瓶への詰め方・保存など、非常に参考になります。お鍋で作るジャムの基本的な作り方も。
<関連リンク 2020.06.10.>
・レンジで「桑の実ジャム」 - MOONIE'S TEA ROOM
<関連記事 2016.05.29.>
・ジューンベリーとカメムシ - MOONIE'S TEA ROOM