「図書館戦争」シリーズを読んで、まず思ったのは「星へ行く船」シリーズを読み返そうということ。
誰に指摘されなくても気づいてしまうぐらい、この二つのシリーズって似た要素が多い!「星へ行く船」シリーズに夢中になった女子(たぶん今は40代前後)は、絶対「図書館戦争」シリーズも直球ど真ん中です。
とくに、主人公と恋する彼の関係が、もうコレは影響バレバレ。
まっすぐで突っ走っちゃう、とにかく愛すべき「いい子」である、あゆみちゃんと郁。
愛情と優しさを秘めつつ「莫迦」「阿呆」っていう太一郎さんと、「バカ」「アホウ」という堂上教官。
仕事小説であり、女の子の成長物語であり、実力ある腕利き上司と危なっかしい新米のもどかしいぐらいの恋愛を描いている両作品ですが、「図書館戦争」のほうが男性側のモノローグもあるのでラブ要素は多めですね。
作者である有川浩さんも、「『図書館戦争』の〈郁と堂上〉は、〈あゆみちゃんと太一郎さん〉の影響がどうしても拭えませんね。」と、インタビュー記事の中の「『図書館戦争』をもっと楽しむためのサブテキスト」というコーナーで答えてらっしゃいました。
・劇場版アニメ『図書館戦争 革命のつばさ』公開記念 有川浩スペシャルインタビュー - ダ・ヴィンチニュース
下記のインタビューでも、有川浩さんにとって「星へ行く船」シリーズが大事な思い出のある作品だということが分かります。
・作家の読書道 第68回:有川 浩さん - WEB本の雑誌
(私の読んだことのある本ばかりで、さらに親しみがわきました)
じつは、「図書館戦争」シリーズ6冊をこの夏休みに初めて読んだんです。
「絶対好きだと思うから」と友人に勧められてから、はや数年。
でも、タイトルが重すぎて。
愛してやまない「図書館」に物騒な「戦争」が付いているという時点で、気が引けました。
映画化されたことも知っていたけれど、それでも、というか余計に壁が大きくなってしまって。
とりあえず、ほかの有川作品から読破。外堀をキッチリガッチリ埋めて、「この人の作品なら……」と重い腰を上げたのが夏休みの初め。
まずは図書館で借りて、自分でもあきれてしまうぐらい夢中になって、図書館で借りているうちに文庫版を全巻購入。
きっと単行本で出ていた頃だったら、単行本でも全巻購入していたでしょう。(それでも、文庫版は巻末のショート・ストーリーがあるので、きっと文庫版も購入していたはず)
で、夏休み中ずーっと読んで、まだまだ何度でも読み続けられそうな気分。
今「無人島に行け」と言われたら、迷わずこのシリーズ6冊持っていきます!
そうそう、「麻子」さんも、「田崎麻子」「柴崎麻子」と一文字違い。「情報屋」「レイディ」「fin.」という単語にさえ、反応してしまうのは「星へ行く船」シリーズの読者だからかなぁ……。
無理・無茶・無謀な作戦で無敵なチームへの絶対的な信頼感も共通しています。
とにもかくにも、両作品とも私の愛蔵書の筆頭です。
<関連サイト>
・角川文庫「図書館戦争」シリーズ特設ページ
<関連記事>
・「星へ行く船」シリーズ - MOONIE'S TEA ROOM
誰に指摘されなくても気づいてしまうぐらい、この二つのシリーズって似た要素が多い!「星へ行く船」シリーズに夢中になった女子(たぶん今は40代前後)は、絶対「図書館戦争」シリーズも直球ど真ん中です。
とくに、主人公と恋する彼の関係が、もうコレは影響バレバレ。
まっすぐで突っ走っちゃう、とにかく愛すべき「いい子」である、あゆみちゃんと郁。
愛情と優しさを秘めつつ「莫迦」「阿呆」っていう太一郎さんと、「バカ」「アホウ」という堂上教官。
仕事小説であり、女の子の成長物語であり、実力ある腕利き上司と危なっかしい新米のもどかしいぐらいの恋愛を描いている両作品ですが、「図書館戦争」のほうが男性側のモノローグもあるのでラブ要素は多めですね。
作者である有川浩さんも、「『図書館戦争』の〈郁と堂上〉は、〈あゆみちゃんと太一郎さん〉の影響がどうしても拭えませんね。」と、インタビュー記事の中の「『図書館戦争』をもっと楽しむためのサブテキスト」というコーナーで答えてらっしゃいました。
・劇場版アニメ『図書館戦争 革命のつばさ』公開記念 有川浩スペシャルインタビュー - ダ・ヴィンチニュース
下記のインタビューでも、有川浩さんにとって「星へ行く船」シリーズが大事な思い出のある作品だということが分かります。
・作家の読書道 第68回:有川 浩さん - WEB本の雑誌
(私の読んだことのある本ばかりで、さらに親しみがわきました)
じつは、「図書館戦争」シリーズ6冊をこの夏休みに初めて読んだんです。
「絶対好きだと思うから」と友人に勧められてから、はや数年。
でも、タイトルが重すぎて。
愛してやまない「図書館」に物騒な「戦争」が付いているという時点で、気が引けました。
映画化されたことも知っていたけれど、それでも、というか余計に壁が大きくなってしまって。
とりあえず、ほかの有川作品から読破。外堀をキッチリガッチリ埋めて、「この人の作品なら……」と重い腰を上げたのが夏休みの初め。
まずは図書館で借りて、自分でもあきれてしまうぐらい夢中になって、図書館で借りているうちに文庫版を全巻購入。
きっと単行本で出ていた頃だったら、単行本でも全巻購入していたでしょう。(それでも、文庫版は巻末のショート・ストーリーがあるので、きっと文庫版も購入していたはず)
で、夏休み中ずーっと読んで、まだまだ何度でも読み続けられそうな気分。
今「無人島に行け」と言われたら、迷わずこのシリーズ6冊持っていきます!
そうそう、「麻子」さんも、「田崎麻子」「柴崎麻子」と一文字違い。「情報屋」「レイディ」「fin.」という単語にさえ、反応してしまうのは「星へ行く船」シリーズの読者だからかなぁ……。
無理・無茶・無謀な作戦で無敵なチームへの絶対的な信頼感も共通しています。
とにもかくにも、両作品とも私の愛蔵書の筆頭です。
<関連サイト>
・角川文庫「図書館戦争」シリーズ特設ページ
<関連記事>
・「星へ行く船」シリーズ - MOONIE'S TEA ROOM