『てのひら手帖 図解 日本の刀剣』
久保恭子 監修
出版:東京美術
昨秋、京都国立博物館に「秀吉の愛した天下三作-吉光・正宗・義弘-「京へのいざない」第2期展示」を見に行ったのですが、本当に見事でした。
長い間行方不明だったという「名物島津正宗」の初公開はニュースにもなっていたので興味を持って足を運んだのですが、行った甲斐がありました。
その日、博物館には「天下三作」だけでなく名刀の数々が展示されていたのですが、どれもこれも細部まで光り輝くようで圧倒されてしまいました。
もともとは武器であるとはいえ、職人が丹精込めて作った逸品。
これらが機械のない時代に手作業で作られたなんて、本当に嘘みたいです。
そして、先日図書館で見つけたのがこの本。
読んでみると、「知らなかった!」ということがいっぱい!
まず、巻頭には名刀の写真が、鑑賞ポイント(魅力)とともに紹介されています。
日本刀の各部の名称も「ココのことを、こう呼ぶのね」と初めて知ることばかり。
説明にもイラストが多数あり、「日本刀のつくり」「時代による日本刀の変遷」「刀身の制作」「研ぎの工程」「刀身を飾る工程」など、分かりやすく詳しく書かれています。
巻末には資料として、鑑定についてや、日本刀を見ることができる施設の紹介もあります。
おススメは、「刀に因む言葉」というミニコラム。
「鎬(しのぎ)を削る」
「付け焼刃」
「切羽つまる」 などなど。
「へぇぇ、これも刀に関連する言葉だったんだ!」と、素人にも面白いです。
この本をしっかり読んで、そして携帯して、また美術館に行きたいなぁと思っています。
久保恭子 監修
出版:東京美術
昨秋、京都国立博物館に「秀吉の愛した天下三作-吉光・正宗・義弘-「京へのいざない」第2期展示」を見に行ったのですが、本当に見事でした。
長い間行方不明だったという「名物島津正宗」の初公開はニュースにもなっていたので興味を持って足を運んだのですが、行った甲斐がありました。
その日、博物館には「天下三作」だけでなく名刀の数々が展示されていたのですが、どれもこれも細部まで光り輝くようで圧倒されてしまいました。
もともとは武器であるとはいえ、職人が丹精込めて作った逸品。
これらが機械のない時代に手作業で作られたなんて、本当に嘘みたいです。
そして、先日図書館で見つけたのがこの本。
読んでみると、「知らなかった!」ということがいっぱい!
まず、巻頭には名刀の写真が、鑑賞ポイント(魅力)とともに紹介されています。
日本刀の各部の名称も「ココのことを、こう呼ぶのね」と初めて知ることばかり。
説明にもイラストが多数あり、「日本刀のつくり」「時代による日本刀の変遷」「刀身の制作」「研ぎの工程」「刀身を飾る工程」など、分かりやすく詳しく書かれています。
巻末には資料として、鑑定についてや、日本刀を見ることができる施設の紹介もあります。
おススメは、「刀に因む言葉」というミニコラム。
「鎬(しのぎ)を削る」
「付け焼刃」
「切羽つまる」 などなど。
「へぇぇ、これも刀に関連する言葉だったんだ!」と、素人にも面白いです。
この本をしっかり読んで、そして携帯して、また美術館に行きたいなぁと思っています。