『みちこさん英語をやりなおす am・is・areでつまずいたあなたへ』
益田ミリ(著)
ミシマ社
毎年、「英語をやりなおさないとなぁ」と思う年の始めです。
今回紹介しますこの本は、英語の初歩的なところでつまずいている、「なんで英語ってこうなんだろう?」という疑問でいっぱいになって学習が進まなかった人たちに、非常に簡単なところから説明してくれる「最初の一歩」ならぬ、「手前の一歩」といった感じの1冊です。
英語学習の入門書というよりも、英語と日本語の違いについて再発見する言語学の本として読んでも面白いと思いますし、教育学的観点から読んでも面白いと思います
みちこさんのセリフ。
「簡単かどうかは 先生じゃなくて わたしが決めることだと思います」
これって、心にグサッときます。子どもたちに「簡単でしょ」って、何気なく言っていないか反省しました。
教える側が、勝手に「簡単」って決めちゃいけないですね。
「簡単でしょ」は「分かっていて当然」「そんなことも分からないの?」と、分からない人を傷つける言葉。
分からないことを素直に聞いてもらえる先生であるためには、「簡単でしょ」は禁句ですね。
「分からないことを先生に説明することが難しい」ということも、改めて認識しました。
「どこが分からないのか」を察する技術も、教える技術と合わせて必要になりますね。
つまずいた人に、時間をかけてゆっくり寄り添う教育が、どこまでできているか、どうやったらできるようになるのか。今年はそんなことも考えていこうと思います。
益田ミリ(著)
ミシマ社
毎年、「英語をやりなおさないとなぁ」と思う年の始めです。
今回紹介しますこの本は、英語の初歩的なところでつまずいている、「なんで英語ってこうなんだろう?」という疑問でいっぱいになって学習が進まなかった人たちに、非常に簡単なところから説明してくれる「最初の一歩」ならぬ、「手前の一歩」といった感じの1冊です。
英語学習の入門書というよりも、英語と日本語の違いについて再発見する言語学の本として読んでも面白いと思いますし、教育学的観点から読んでも面白いと思います
みちこさんのセリフ。
「簡単かどうかは 先生じゃなくて わたしが決めることだと思います」
これって、心にグサッときます。子どもたちに「簡単でしょ」って、何気なく言っていないか反省しました。
教える側が、勝手に「簡単」って決めちゃいけないですね。
「簡単でしょ」は「分かっていて当然」「そんなことも分からないの?」と、分からない人を傷つける言葉。
分からないことを素直に聞いてもらえる先生であるためには、「簡単でしょ」は禁句ですね。
「分からないことを先生に説明することが難しい」ということも、改めて認識しました。
「どこが分からないのか」を察する技術も、教える技術と合わせて必要になりますね。
つまずいた人に、時間をかけてゆっくり寄り添う教育が、どこまでできているか、どうやったらできるようになるのか。今年はそんなことも考えていこうと思います。