MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

稲の花で花粉症

2017年08月07日 | 季節
 稲の花が咲く季節になりました。
 稲の花は、田植えの時期や気候にも左右されますが、7月下旬から8月中に花が咲いているのをよく見かけます。

 今年は娘の夏休みの宿題で「稲の観察」というものがあり、稲の花が咲いていたので、喜んで写真撮影。
 1つの花が咲いている時間はとても短いそうで、あとは雄しべを残して閉じてしまうんだとか。
 一つの穂に、いくつか咲いているのを見つけて、ピントが合うように頑張って撮影したのがこの1枚。
 開いているの、分かるでしょうか?

 同じ田んぼでも、同じ穂でも花が開いているところと開いていないところがあるようす。
 全部が同じタイミングではなくて、順々に咲くんですね。
 となりの餅米の稲は、まだ穂が出ていませんでしたし、同じ日に植えても品種でも違いがあるんですね。
 タイミング良く観察できて、写真も撮れて、幸運でした。

 ところが、稲の花を観察した夜から「鼻水が出る・目の奥が痛い・微熱・頭痛・喉が痛い」といった症状が。
 よくよく考えれば、「イネ科の花粉症」なんですから、「イネ科の雑草」だけじゃなくて、本家本元の「イネの花」で花粉症になるのは不思議じゃありません。
 耳鼻科に行って、アレルギーの薬を処方してもらったら、ビックリするほど良くなりました。

 いつもの年は、稲に顔を寄せて花を見たりする機会がなかったので気がつきませんでしたが、やっぱり至近距離に近づけば花粉だってくっつきますよね。
 スギやヒノキのように、遠くまで花粉を飛ばしたりはしないそうですが、花粉症のお子さんもお母さんも、稲の観察のときには気をつけましょう!
 稲刈りでも、目や鼻、皮膚にアレルギーが出ることがあります。
 今年は田んぼ学習の年なので、稲刈りも参加予定ですから、長そでを着て、マスクとゴーグルと目薬を持参しようかな。

<参考サイト>
[質問]稲の花がさくのに適した気温や開花時期を教えて下さい。
 「米づくりQ&A(やまがたアグリネット)」の中の質問です。
 ほかの質問もとても参考になります。
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