耳を澄まして聴きました

今日は、みみをすます書店主催の初女先生の講演会に行ってきました。

何と若い女性が溢れているのに驚きました。

７年前、東京で初女先生の講演会をやった時は、中高年の女性が

ほとんどでしたが、イスキアの集いをやるたびに、来る人の年齢が

若返り、変わってきたこと実感していました。

３月の震災で、多くの人が立ち止まり、自分の生き方を見つめ

直した時に、初女先生の生きる姿に自分のこれからを見出した

のではないでしょうか…

４００人を超える人たちが、耳を澄まし心を澄まし初女先生のお話を

聴いていました。

先生も若い方たちの思いを感じ、丁寧に静かに熱く話され答えられ

終わった後も、休憩なしで長蛇の列の最後の方まで、丁寧に

サインをされていました。

今日のお話の中で「心をきれいにしてないと、美味しいものは

出来ない」というのを聴いて、料理の深さをまたまた

知りました。

先生のお料理の本を見て作ると、美味しく出来ますが

それでもやっぱり、先生のあの優しく深い味に届かないのは

心の問題なのかしらと、思いました。

久し振りに先生にお会いし、三浦の講演会のミニアルバムを

一緒に見て、つかの間ですが三浦の思い出に浸りました。

お元気そうな先生のお顔を見て、安心したのですが

前に着ていた先生の服が、今日はなぜか大きく感じられました。

私は、何も出来ないけれど先生の健康を祈り続けていこうと

心から思いました。