朝、窓を開けると
いい香りが…
あっ、金木犀だ!
どこに咲いてるかも
分からないような小さな
地味な花なのに、香りが
素晴らしくて、息子の
命日が近づくといつも
金木犀の優しい香りに
包まれるのです。
今年の夏も暑く、10月に
入っても、夏を引きずって
いるような日があったのに
金木犀は息子の命日を
知らせるかのように、
咲いてくれました。
植物や樹木は本当に
凄いと思います。
どんな場所でも、いのち
一杯生きようとして
います。
命の本質とはそういう
ものなのかもしれません
人間は頭で考えてしまう
から、わからなくなる
のでしょうか。
私が一番苦しかった時に
こういう自然の営みに
どんなに支えられた
ことか…
葉を全部落とし、冬の
寒さに立ち向かっていく
樹木に、小さくても背筋を
伸ばし凛として咲く
水仙の花に、生き方を
教えられた気がしました。
生きるとは、とても
シンプルなことなのかも
しれません。
いのちの営みが複雑
だったら、こんなに多様な
生きものが、地球上に
存在する筈がありません。
『多様なものが多様なまま
共に生きる
それは
いのちの摂理である。』
ガイアシンフォニーの
スクリーンに映し出された
この言葉を今、地球上に
響き渡らせたい!と
心から思います。
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