~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

瑞穂の国の民の集い

2014-05-13 22:47:41 | 日記
9日から青森の酸ケ湯に行っていました。

初女先生主催の「初女さんと手をつなごうin酸ケ湯」が、雪が残り

イワツバメが飛び、八重桜が咲き誇る青森でありました。

1年前から、初女先生が準備されていたというこの集いは

なんと、お餅つきから始まりました。

まさか、ここでお餅つきをやるなんて…

嬉しいハプニングでした。

初女先生は「私、景気がいいのが好きなの。」と大張りきり

でした。

皆がお餅をつく様子を見ていた先生が、なんとご自分でも

餅をつくと立ち上がり、きねを持って一人でつかれたのです。

私達、ギャラリーはびっくりするやら、先生の凄さに

圧倒されるやら…

餅つきは、最高の盛り上がりとなりました。

それから、先生とお餅をまるめ、つき立てのお餅を

みんなで頬張りました。

先生のお漬物まで登場して、誰もが大満足!

先生は、お米は一粒一粒になっているけれど、

蒸して搗くことで一つになり、それを分けて食べる。

それが私たちの生活にぴったりだと思い、好きになったと

言われていました。

 宿に着いて荷物もそこそこに始まったお餅つきですが、

お餅を搗いて、まるめて、分け合って皆で食べたら

何だか、初めての人も昔からの知り合いのようになって

いました。

そして、何と言っても93歳の初女先生がお餅をつかれたことに

先生の思いがダイレクトに伝わってきました。

初女先生、私もお餅つきが、大好きになりました!

一粒一粒が呼吸できるように結ぶおむすび。

一粒一粒のお米が、蒸して搗くことによって一つになるお餅

まったく、まったく、お米とは何と奥の深い食べ物でしょう。

瑞穂も国の民は、集う処に「米」ありですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする