~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

どこへ行くのか、この国は…

2014-05-16 22:20:26 | 日記
今日は酸ケ湯の最終日の様子を書こうと思っていましたが、

昨日、沖縄の本土復帰の日に発表された「集団的自衛権の行使」に

書かずにはいられなくなりました。

この国のあり方を大きく変えることを、憲法解釈でやってしまおう

という、考えられない事がまるでそれが正義であるかのように

進められているのです。

憲法とは政府への縛りであるのに、解釈で変えられるなら

憲法は、絵にかいた餅になってしまいます。

そもそも、この「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」

というのは、集団的自衛権を支持するメンバーで、憲法学者は

一人だけだったそうです。

先に結論ありきだったのです。

昨日、一緒にニュースを観ていた息子が「これなら

ねじれている方がよかった」と、呟いていました。

本当に、一党独裁のようになってしまった今、

息子が言うようにねじれていれば、こんなことは許されない

ことで、通るわけがないのです。

首相は、戦闘に参加することもこれからもない。と言って

いますが、本当にそうだろうか…

イラク戦争から帰還した自衛隊員が、その後25人も自殺

したことも、この国特有のなかったことにしてしまった

のでしょうか…

イラク戦争に自衛隊が行く時、私は朝の田浦駅で

「海ゆかば」をきいたのです。

その時、この人達は戦争へ行くのだと、鳥肌がたちました。

後で知ったことですが、その時隊員に見つからない様に

棺桶が積まれていたそうです。

この集団的自衛権の行使がされれば、自衛隊に入る人も減り

やがては徴兵制になるのでは、と言っている専門家が

いました。

昨日の夕刊に「輸出すべきは9条」と書いてあるのを

読み、戦争をしない国の国民として生きていきたい!

未来を担う子供たちに、平和を手渡して行きたい!と

心から思いました。
コメント
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