~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

朝一番のいいこと

2014-05-06 23:06:05 | 日記
今朝、6時半にテレビをつけたら、ハッとするような光溢れる絵が

目に飛び込んできました。

どこかで見たような絵!と、思ったら名嘉睦稔さんの版画でした。

ボクネンさんの放送があるとは聞いてましたが、今日だとは

忘れていました。

私はボクネンさんの版画が大好きです。

息子を亡くした後、息子の逝ってしまった世界を探し続けていた時

CDの中にあったボクネンさんの作品を見て、あの子がいるのは

ここだ、この世界だと思えたのです。

ボクネンさんは、今日の番組で「この世の続きにあの世が

あり、区切りが無い」と言われていました。

そして、沖縄言葉の歌を詠み、その意味を語ってくれました。

 「老人も赤子も同じいのち…

  人は死ぬことは皆、保障されている

  唯一、保障されているのは死ぬこと

  だから、いのちの限り生きなさい」

これは、当たり前のことなんですが、その当たり前のことが

実は分かっていないのです。

だから、何となく生きている…

そうなんです、死ぬことが保障されているいのちを

私達は生きているのです。

だから、だからいのち一杯生きなくちゃ…

ボクネンさんの作品の輝きは、生きとし生けるもの

すべてのいのちの輝きなんですね。

この世の続きにあの世があり、区切りがないなら

肉体はなくなっても、いのちの輝きは消えない筈

そして、益々輝きを増していくのではないかしら

今この時を、いのち一杯生きること!

そのことがどんなに美しく尊いことかを、ボクネンさんの

作品は語っています。

コメント
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