私は、人は二つの年齢を持っていると信じています。
一つは、生れから今日までの実年齢。
もう一つは、魂の年齢、魂年齢です。
私が二つの年齢があること、確信が持てるようになったのは、
Y君と出会ってからです。
彼は進行性の重い障害を持っていました。
自分で動かせるのは、首と指先ぐらいでした。
不自由さの中に生きていると言っていいくらいなのに、Y君の
口からは、私達に何かをして欲しいという要求は殆んど
ありませんでした。
私達は彼に、口癖のように「もっと我がままを言っていいんだよ」
と、言ってましたが、彼は黙って微笑んでいました。
障害が進み、自力呼吸が難しくなっても、自暴自棄になることも
なく、穏やかでした。
お兄さんも同じ病気で亡くなっているので、自分の辿るべき
道は見えていたと思いますが…
内なる計りしれない葛藤はあったと思います。
1年以上、水分も食べ物の口に出来なかった彼が、胃潰瘍に
なっていたのですから…
桜の季節に21歳の若さで旅立っていったY君
彼を思い出す時、必ずあの穏やかな笑顔が思い出されます。
実年齢は、私よりずーと下だったのに、魂年齢は遙かに上
でした。
私は、いつも彼を尊敬していました。
これからも、そのことは変わりません。
自分の魂年齢はいくつだろう…
初女先生が、人はいくつになっても成長します。と言われて
いるのは、魂のことだと私は思っています。
二つの年齢を持つ私たち。
積立貯金のように、誕生日を迎えるたびに増えていく
実年齢と違い、魂年齢は自分の魂を磨いていかないと
高くなっていきません。
Y君が教えてくれた魂の年齢に、私も責任を持って
行かなければと思いました。
Y君、貴方に出会えて良かった!ありがとう
一つは、生れから今日までの実年齢。
もう一つは、魂の年齢、魂年齢です。
私が二つの年齢があること、確信が持てるようになったのは、
Y君と出会ってからです。
彼は進行性の重い障害を持っていました。
自分で動かせるのは、首と指先ぐらいでした。
不自由さの中に生きていると言っていいくらいなのに、Y君の
口からは、私達に何かをして欲しいという要求は殆んど
ありませんでした。
私達は彼に、口癖のように「もっと我がままを言っていいんだよ」
と、言ってましたが、彼は黙って微笑んでいました。
障害が進み、自力呼吸が難しくなっても、自暴自棄になることも
なく、穏やかでした。
お兄さんも同じ病気で亡くなっているので、自分の辿るべき
道は見えていたと思いますが…
内なる計りしれない葛藤はあったと思います。
1年以上、水分も食べ物の口に出来なかった彼が、胃潰瘍に
なっていたのですから…
桜の季節に21歳の若さで旅立っていったY君
彼を思い出す時、必ずあの穏やかな笑顔が思い出されます。
実年齢は、私よりずーと下だったのに、魂年齢は遙かに上
でした。
私は、いつも彼を尊敬していました。
これからも、そのことは変わりません。
自分の魂年齢はいくつだろう…
初女先生が、人はいくつになっても成長します。と言われて
いるのは、魂のことだと私は思っています。
二つの年齢を持つ私たち。
積立貯金のように、誕生日を迎えるたびに増えていく
実年齢と違い、魂年齢は自分の魂を磨いていかないと
高くなっていきません。
Y君が教えてくれた魂の年齢に、私も責任を持って
行かなければと思いました。
Y君、貴方に出会えて良かった!ありがとう