~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

混迷の時代を生きる

2014-06-17 21:07:57 | 日記
テレビで、辞書を出版している編集者が「この国が大きく変わろうと

している時だ、辞書も大きく変わる」と言ってました。

70年近く戦争をしてこなかったこの国は、これからどこへ行こうと

しているのでしょうか…

大きな岐路に立っているのに、私たちの関心はワールドカップ

私達は、未来を担う子供たちにこの平和を手渡せるでしょうか…

子供たちの時代も、そのまた子供たちの時代も、戦争をしない国

として、私たちが受け取った平和のバトンを繋ぐことが出来るで

しょうか…

「兵器ではなく9条を輸出しよう」と、いう声もありますが

私たち日本人の誇りである9条が、解釈一つでで何の力も

なくなってしまうなんて、誰が想像できたでしょうか…

私達は、この混迷にの時代をどう生きて行ったら

よいのでしょうか…

そんなことを思っていたら、3年前の講演会の

プログラムが出てきました。

初女先生のお言葉が、深く心に響いてきました。

  『私たちは今、混迷の時代を生きています。

   気持ちがささくれだつときもあります。

   心がゆれ動くときもあります。

   でも、どうぞそこから逃れないで。

   自然のままに受けとめて。

   芯が一本通っているのであれば、

   ゆれ動いても、いいではないですか。

   結果ばかり急ぐ事はないでしょう?

   今のあなた ができることを

   続けていけばいい。

   小さいと思われることも。

   ひとつひとつ、大事にしていけばいい、

   今、私がのぞむのは、

   「展開」ではなく「融合」です。

   支え合って、とけあってこそ、

   大きな流れは生まれるのものです。

   多様なものが、多様なまま共にいきていく

   「生物多様性」という言葉の意味を

   考えながら生きていくことが、

   未来を切り開くことにつながると

   私は思うのです。

   人にも、ものにもいのちがあって、

   そのいのちが響きあう中で、

   私たちは生きています。

   人に

   自然に

   感謝する心を忘れないで。

   それが私の、願いです。

   雪深い里から

   私は今日も

   祈りの鐘を鳴らしています。

                 佐藤 初女  』

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