今朝、お米を洗いながら、おむすび講習会に
来て下さった人たちは、今までとはお米の
向き合い方が違っているだろうなと思ったら、
何だか嬉しくなってしまいました。
朝、美味しいご飯が炊けただけで幸せな気持ちに
なれますから…
本当にたまにですが、甘いご飯が炊けたとき、
夫がしみじみと「今日のご飯うまいな~」と
呟いているのを耳にすると、やった~!と
嬉しくなります。
逆に言うと、美味しいご飯を炊くって
難しいんだなと、思います。
つい先日、テレビでタレントさんたちがバスに
乗って、辺鄙なところへ行き、
そこで食べ物屋さんを探すという番組をやって
いたのですが、お店なんてないだろうと
誰もが思うようなところに、古民家のお店があり
入ると、土間のようなところにかまどがあって、
お釜でご飯を炊いているのです。
そこで色々なお料理を食べて、美味しいを
連発していたタレントさんたちが、釜土の
ご飯で作った焼きおにぎり食べたら、ご飯の
美味しさに感動しているのです。
あの長嶋一茂さんも…
私は、本当に美味しいご飯って、こんなに人を
感動させるものなんだと、驚きました。
初女さんが、あれだけ真剣にご飯を炊いていた
ことが分かった気がしました。
初女さんは「瑞穂の国といわれる農業国に生まれた
日本人の体にいちばん合うのは、やはりご飯だと
わたしは思います。
パンや麺は食べたいときに時々食べて、主にご飯を
食べていると、健康になるのではないでしょうか。
ごはんは私たちに不思議なほど力を与えてく
れるのです。」と言われています。
ご飯をこよなく愛した初女さんの
100文字のご飯の言葉が、私は大好きです!
『 いのちをいただく
今朝もふっくらおいしそうに炊き上った
ごはんが輝いている
一粒一粒が呼吸している
毎日はおろか何十年も
食べているのに飽きもせず
たべるたび新鮮な気持で
味わえる幸せをかみしめ
今日も感謝で生きる
佐藤 初女』