「明日、ふきのとうを持っていくね」という電話が
ありました。
春の贈り物である「ふきのとう」
それだけで、初女さんが立ちあがってくるようです。
イスキアの周りに、雪の中から顔をだすように
咲いていたふきのとう
初女さんの名刺にもふきのとうの絵が添えられて
いました。
『3メートルも降り積もった雪が少しづつ融けて
寒さもゆるんでくると、やがてフキノトウが
黒い土を割って頭をもたげてきます。
「イスキア」の隣のブナ林が貯えた澄んだ水を
吸って育ったせいか、まさに「神様からの
贈り物」です。
佐藤 初女』
ふきのとうの向こうに、いつも初女さんが見えます。
初女さん、春が来ましたよ~
「ふきのとうの歌」(いのちのエール 初女おかあさんから娘たちへ・テーマ曲)