今日は本屋さんで玉置妙憂さんの
「心の痛みがきえる28の言葉」と
こころの時代のテキストである旧約聖書の
「コレヘトの言葉」を買ってきました。
まさに仏教とキリスト教ですが、
これからの時代、宗教の壁がなくなって
いくような気がしているのです。
妙憂さんのコロナについての文章を読み
成程と思いました。
妙憂さんは、私たちは「この命は必ず
明日も続いていくものだ」と根拠なく
信じ込んできた、その根拠なき確信が
コロナで崩されたのです。
もともと「明日をもしれない命」を抱えて
いるのだということを見せつけられただけ、
これが新型コロナウィルスがもたらした大きな
事象です。
そして、この出来事は私たちに「何を拠り所に
すればいいのか」を問うていると…
そして私たちは今、大きな分岐点に
立っていると,、言われています。
妙憂さんは夫を自宅で看取り、看護師として
多くの人の死に立ち会ってきた方です。
初女さんもまた、死を前にされた方々に
寄り添って来られ、そして森のイスキアの
活動へと繋がっていったのです。
妙憂さんは『あえて言わせてください。
「死」をみるから、スピリチュアル(魂)の
箱のフタが開く。
スピリチュアル(魂)の箱のフタが
開くからこそ、人間は成長するのです。
とはいえ、先ず自分のコップが幸せで
満たされていなければ…
何事につけても
先ず、自分の準備がしっかりできていなければ
成すもの0もならないのです』と…
コロナで多くの人が死を意識したということは
多くの人の魂のフタが開いたということです。
コロナ後の社会が楽しみです。
絵本作家の五味太郎さんはインタビューに
答えて「こういう時って
いつも『早く元に戻ればいい』って
言われがちだけれど、じゃあ戻った
その当時って本当に充実してたの?
本当にコロナ前に戻りたい?』と、言われた
そうです。
私たちも、この五味さんの問いを自分自身に
投げかけてみては…