”ケーキの切れない非行少年たち”という本に
成程な~と、思うことが書いてありました。
それは「子どもの心に扉があるとすれば、
その取っ手は内側にしかついてない」
親って、子どもの心の扉を無理やり開けて、
ずかずか入って行こうとしてしまいます。
初女さんは、静かに待っていて下さる方でした。
初女さんは「美味しい」ということが
心を開くと言われてました。
そういうことが分かっていて子育てして
いたらな~などど、今頃になって思って
しまいます。
内側にしか取っ手ついてない心の扉
大人にも言えることでしょうね…
『人が悩んでいるとき、具体的に
手助けしてあげたいと思うのは
大変いいことでしょうけれど
実際には難しいことです。
それよりも、とにかく話を聞いて、
常に心を通わせておくほうが大切です。
そうすれば、その人自身が気づく
チャンスがきっとあるはずです。
まずは相手を受け入れ、
見守ってあげること。
それが何より相手にとっては
うれしいことなのではないでしょうか。
佐藤 初女』