朗読劇の稽古が始まりました。
大変だけどリアルの稽古は
楽しいです。
今回のセリフで私の好きな
のは、「和」という字は
穀物を口いっぱいほおばって
食べている様子を表している
と、言った後でお母さんが
「和子の和には、
『ああ、おいしい幸せだねぇ」
って、皆と食べ物を分かち
合う意味があるんだからね
そんな分かち合いが、人として
一番の幸せじゃないか」』
このセリフを聴くと、
初女さんを思い出すのです。
私たちは、自分のものを
増やすんじゃなくて、
みんなと分かち合うことが
幸せなんですね。
今年、魚沼産の新米を頂き
とっても美味しかったので
あちこちに新米ですと
差し上げたら、皆さん
喜んで下さり、私も幸せ
になりました。
我が家に残ったお米は少し
でしたが…
分かち合う幸せは、縄文の
昔から、私たちの祖先は
知っていたのですね。
いつの頃から、ひとり占め
することがお得となったの
でしょうか…
『食べものをわかちあい
ともに食するという
ことは
互いに信じ合うという
ことです。
佐藤 初女』