今日読んでたマガジンに
中村天風先生のこんな言葉が
ありました。
『人間というものは、
自分だけの利益のために
働いている時には、弱さがある
また力や勇気が湧いてこない
ものだ。
自分の為の金儲けや、自身の
出世の為にどんなに努力
したとしても、それには
人間としての尊厳が感じ
られない。
自分以外への利他的な行為、
及びそのための努力には
尊厳さがある。』
ダライ・ラマ法王も
利他の心を語られていました。
私達、人間はこのような魂を
持って生まれてくるのかも
しれません。
テレビにやせ細った栄養失調の
子供の姿が映し出された時、
まだよく口もきけない子が
自分のスプーンにご飯をのせて
テレビに映っている子供に
食べさせようとしたそうです。
これは、利他の心そのものです。
初女さんも言っていました。
『私たちは人に仕えるために
生まれてきました。
”何のために生きるのか”
”どうして生まれてきたのか”
と、頭を悩ませるより
人さまのお役に立つよう
動いてください。
元気に挨拶するだけでも
じゅうぶん人を喜ばせる
ことができますよ。
佐藤初女』