世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ヤマトシジミ

2007-07-17 07:11:23 | 生命

 

一枚目の交尾シーンは、近くの公園で撮ったもの。あとの2枚は、仕事場の近くの草むらで撮ったものです。

草むらと言っても、コンクリートばかりの駐車場の一隅の、一握りの緑なんですが。そんな小さな緑の中でも、一歩踏み込めば、美しい世界があります。

チョウチョはもちろんのこと、カマキリや、小さな羽虫やアブ、カメムシの類、蟻、くも、ちいさなサナギ、いろいろな命がひしめいている。なんて豊かなんだ。

 

何にもないと思ってたのに、思いもしない深い世界がある。

2枚目のヤマトシジミを見つけたとき、あまりにじっとしていてくれるので、とろい私も何枚も写真を撮ることができ、うれしく思いました。でも、表のきれいな青色をどうしても見たくて、待っていたのに、なかなか翅を開いてくれません。しびれをきらして、ちょっと葉っぱをゆらしてみたりしました。そうしたら、逃げていってしまい、とうとう表の写真が撮れなかった。

 

でも、帰って写真を見ていて、びっくり。卵が写ってたんです。金色の小さな小さなつぶ。かわいい。たからものみたい。産卵中だったんですね。悪いことをしてしまった。

 

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2 コメント

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Unknown (てんこ)
2007-07-17 16:47:35
星湖☆さん、
やまとしじみの表側の模様は、ルリシジミやウラナミシジミと同じような、きれいな青色です。写真に写すと、とてもきれいですよ。
人は、何も知らないで生きてるわけじゃないですよ。
ただ、生きてるうちに、知ってることが増えていくのです。
草むらに踏み込んでいくだけで、知らない世界が見える。それが楽しいんです。知らないから、楽しいんですよ。知るっていうことが。
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Unknown (星湖☆)
2007-07-17 11:06:57
あぁ...そうだったのですね。
じっと止まっている時、蝶の羽は裏側が表のように見えてしまうのですね。
羽ばたかないと本当の表が見つけられないのですね。

私はホントに何にも知らないで生きてきたようです。

どうやって羽ばたいていこうか...
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