熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

バイクナビ交換しました

2011-07-27 11:30:43 | バイク・車関係工作他
今でこそバイク専用ナビは数社から販売されていて、装着しているバイクは珍しくなくなったが、10年ほど前はバイク用ナビは皆無で地図だけが頼り。

そこで、当時最もコンパクトな車用CDナビを自作したケースに収納して取り付け、10年間使って来た。 今でも支障なく使えるが、流石に10年前のナビ、図体はでかく、GPS信号の受信感度は鈍く処理スピードが遅い等々欠点が気になり始め、思い切って取り替えることにした。

バイク専用ナビを選択すれば、防水・防塵仕様で取り付け用ステーも準備されていて簡単だが、画面が小さい、取り付け位置の関係で走行中視線の移動が大きくなる、サンシェードが付いていないため晴天下で見づらい、本体むき出しで盗難に弱そう、そのうえ値段が高い、などの理由から今回もケースを作って車用ナビを収納することに。
ナビ本体は、16600円、ケースの材料費など含めても2万円以下で完成。

早速、前回のツーリングで試したところ、少々木立に囲まれた林道でもGPS信号は途切れることなく、検索などの処理スピードは以前のCDナビと比べ格段に早く、ディスプレイのコントラストがやや弱い点を除けば大満足。

アルミケースに収納することで、GPS信号が減衰しないか気になっていたが、これもクリア。一応、ケースは、コーキング処理して防水・防塵対策も万全(の筈)。

10年間活躍してくれたCDナビ収納ケース。弁当箱を2周りほど大きくしたような代物で、ナビ本体は重量、消費電力ともに今回のナビの3倍。


今回購入したユピテル製メモリナビ。5型モニター、4GB、価格16600円と手ごろ価格(今は更に値下がり。)


自作のケースに収納してバイクに取り付け完了。かなりコンパクトになった。サンシェードは、あまり小さいと効果が無いので、この位の大きさが限界。(下の横長の物体は、時刻・温度・電圧測定ユニット)
 

ハンドルへの取り付けは、3mm厚のアルミ板をU字ステンボルトで取り付け、それにナビを固定。




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イタリア・スイス個人旅行記(6)~ローマまでドライブ旅②

2011-07-27 06:30:30 | 海外旅行
シエナを後にして、モンタルチーノ、ピエンツァ、モンテプルチァーノ(泊)、そしてオルヴィエートを経由してローマに向かいます。

まずは、モンタルチーノ。この町の歴史は、13世紀にこの町の主権を巡って、シエナとフィレンツェの間に起こった争いに始まるそうです。ここは、ワイン愛好家には言わずと知れた赤ワイン「Brunello di Montalcino」の生産地としても有名な町。この町も小高い丘の頂上に建てられていて、周囲にはぶどう畑が広がっていました。




歳月を感じさせる石を積み上げた壁とゼラニュウムの赤い花、下に水受け、絵になっています。


民家の壁に祭壇、聖家族が表現されています。教会に通わずとも、いつでも祈りを捧げられるよう設けられたもので、他の街中でも見かけます。


小さいながら、かっては貴重な水源だった井戸。


モンタルチーノの次は、世界遺産に登録されているピエンツァを訪問。この町は、シエナの貴族、ピッコローミニ家出身の法王ピウス2世が、ルネッサンス時代の理想都市を目指して街作りを始めたことで知られています。ただ、理想都市の完成を待たずピウス2世が亡くなったため、計画は途中で頓挫してしまったそうです。

ピウス2世広場に建つピッコローミニ宮(中央)と大聖堂(左)。理想都市を目指した町の広場としてはさほど目立つ場所ではなく、宮殿も質素な外観でした。


町の背後に広がる世界遺産の「オルチャの谷」




馬のたずなを縛っておくために使用されていた金具、今でも所々家の外壁に残されています。


この日の最後の訪問地はモンテプルチァーノ。ここも、ワイン愛好家にはお馴染みの「Vino Nobile di Montepulciano」が有名です。
町の中心は、グランデ広場、14世紀後半から15世紀に掛けて建設された市庁舎はフィレンツェのヴェッキオ宮にそっくり。


案内所で見かけたモンテプルチァーノ産ワインのディスプレイ。沢山の種類があります。


モンテプルチァーノで一泊した後は、アッシジ経由ローマ入りを予定していましたが、もう少しトスカーナのドライブを楽しむことにしてアッシジ行きは中止、宿で貰ったお勧めドライブコースの地図を頼りに車を走らせました。お陰でトスカーナらしい風景を堪能すると同時に、今回レンタカーにして良かったと実感した時でもありました。








暫しトスカーナの風景を楽しんだ後は、最後の経由地オルヴィエートを訪問。丘というより絶壁に近い切り立った場所に建てられた町です。


この小さな町には不釣合いと思われるほど豪華な大聖堂。


拡大して見ると、実に緻密。


オルヴィエートからは高速でローマに直行。市内は日本の大都市顔負けの渋滞ぶりでした。
ここで一旦レンタカーは返却、ヴェネチアまで次の予約確認を済ませテルミニ駅近くのホテルにチェックイン、3日間のドライブ旅は無事終了しました。


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