熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

四国キャンプツーリング記 (3)

2014-09-15 09:44:35 | ツーリング・バイク全般
3日目は四国カルスト台地を抜け石鎚スカイライン~瓶ヶ森林道と四国の内陸部を走る山岳コースです。
四万十町内のキャンプ場を後に439号線で四国カルストを目指しますが、3桁国道とはいえ途中バイクですら車と行き交うのが難しい狭い区間があったりと気が抜けません。
途中に下津井渓谷と呼ばれる渓谷があり、暫く渓谷を眺めながら走ります。


「めがね橋」、かっての森林鉄道橋跡だそうです。


出発して3時間ほどで漸く四国カルスト(天狗高原)に到着。高度も上がって展望が開けてきました。


四国カルストは山口県の秋吉台、福岡県の平尾台と並ぶ日本三大カルストの一つだそうです。
まずは、無料施設「カルスト学習館」で四国カルストの成り立ちについて学習。


天狗高原から五段高原にかけては平坦な地形が続き、周囲には大きな石灰岩が点在しており正にカルスト台地の光景です。






牛が草を喰んでいて牧歌的な雰囲気です。


四国カルストの自然を堪能した後は440~33~494号線経由で石鎚スカイラインに向かいます。
スカイライン入口手前には渓谷美が素晴らしい面河渓があり、遊歩道が整備されていて気軽に渓谷美を楽しむことができます。






石鎚スカイラインは元有料道路、使われなくなった料金所、ここからスタートします。


西日本最高峰を誇る石鎚山、100名山の一つです。


スタートして30分ほどで石鎚スカイラインの終点、土小屋に到着。石鎚山の登山口になっているようです。
石鎚スカイライン走行後の感想としては可もなく不可もなく、特にこれといった特徴の無い道路でした。


土小屋からは瓶ヶ森林道を経由して194号線に向かいますが、この林道、実に走りごたえのある今回のツーリングでは一番印象に残る道になりました。
何しろ愛媛と高知の県境に沿っていて、ほぼ尾根伝いに標高1400m付近を走るため眺めは最高というわけです。




そして途中から県境を離れ高知県内に入りますが、ここから国道に出るまでが逆に大変な道で、道幅が狭く視界が効かず、しかも長い下りとカーブが延々と続きリアブレーキを使い過ぎてベーパーロック発生、国道が見えた時はホットしました。標高差約1200mをこの林道一本で下りきったことになります。土小屋から国道に出るまでの距離は38キロ、長丁場です。
良い意味でも悪い意味でも印象に残る林道で、四国内陸部の山深さを実感した時でもありました。

194号線に出た後は西条市経由松山自動車道で徳島県美馬市にある「四国三郎の里」オートキャンプ場に向かいました。
県立のオートキャンプ場で料金は高めですが設備が充実しており、大浴場(別料金)まであって快適なキャンプ場でした。


3日目の走行ルート、約300キロ

コメント
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