北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

シーズン初!! 雪上のムシたち

2010年12月18日 | 冬の散策日記

札幌は今週から雪が多く長靴が3分の2も埋まるほどの積雪になったが、雪は1時半ぐらいからやんだのでクモガタガガンボでも探そうと森へ歩いて出かけた。


ワシグモの一種
さっきまで吹雪いていたのにもうクモが出てきている。今日は最高気温がマイナス1度、お隣の北広島市はマイナス3度。そこまで暖かいわけではないのだが真冬ならでわのムシが多くクモは4種類見た。



森の入り口であっさり見つかったクモガタガガンボの一種
これは♂。今シーズン初の本種は嬉しい。よく歩き息を吹きかけると足を折りたたみうずくまる。懐かしい~



ガガンボの一種
雪上でよく見るガガンボ。
だんだん雪が降ってきて風も出てきた。吹雪いてきたので引き返すことにした。帰りは道路からそれ森の中で帰りながらムシを探すことにした。



キタキツネ
森の中に入ってよかった!!写真に納まったのは初めて。でも僕のカメラズーム弱いんだよな…あと木柵が邪魔だな~



タマバチの一種の有翅型
この型が多く10個体ほど見た。凍死している個体もいた。



こっちは有翅型
この羽の退化したもの去年見つからず、今シーズンの目標だったが1発目で2個体も見つかったので嬉しい。アリに似ている。



クモガタガガンボの一種
吹雪いているにもかかわらずまだ活動している。タマバチもそうだが吹雪でも活動しているなんて驚いた。真冬ではありえない。
撮影中カメラが結構濡れる。もう少しで壊れるところだった?



懲りずに撮影。こちらはメス。
オスは後ろ足が少し太いがメスは前足などと同じように細い。お尻のとんがりで見分けられる。

去年探した場所と同じ道路で探したが森の中の方がよく見つかったのは以外だった。
冬のムシは風がなく温かい、日のあたる場所で昼間活動する。路上の方の成果は札幌ではクモなどいろいろよく見たが北広島市に入ると何も見なくなる。この結果は去年も同じだった。
条件は同じなのになぜこのような結果になるかはわからない。気になるなぁ~

今日は徒歩で家を出てから戻るまで1時間半の短い時間だったが満足のいく結果に終わった。
コメント (8)
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