このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
1979年7月に日本でも出版された、ジョン・レノンの最初の妻シンシア・レノンの回想録「瓦解へのプレリュード」(のちに「素顔のジョン・レノン」と改題)には、レノンがヨーコ・オノのもとへ走ったあと、シンシアと息子ジュリアンに起こったある出来事が記されていた。
「離婚手続がされている間に本当に驚かされたことがあった。天気の良い午後、ポール(・マッカートニー)がたった一人でやって来た。ポールが私の幸福を考えてくれて来てくれたのがわかって感動した。さらに感動させられたのは、私に一本の赤いバラを渡して、冗談ぽく言ってくれた。どうだシン、僕ときみ、結婚したらどうなの?
ポールの言ったことは、ほんの冗談だったし、私の沈んだ気分を、すこしでも持ち上げるために言ってくれた。もしもそういう発表を本当にしたらと、世界の反応を想像して彼と笑った。ジュリアンと私を訪ねてくる途中、ポールは美しい曲「ヘイ・ジュード」を創った。ポールはジェリアンのためだと言った。ポールが気にしていることと、心配を見せに来てくれたことは一生忘れない。自分がまだ大切で、愛されている人間だと感じさせてくれた。特にそれまでは、捨てられ、忘れられたような気分だったから余計だった。ポールは私に凄い力と希望をくれた。私はそのことに対して有難とうを言いたい。」
歌詞和訳つき