このたびの中国産毒ギョーザ事件で、久々にppmという単位が出てきた。
ppmとはパーツ・パー・ミリオンのことで、100万分の1という意味である。私が医学生時代、公害問題がさかんに論議されていたころ、ppmという単位に出会わない日はなかった。
公衆衛生の授業でもしばしばppmが出てきた。しかし、ppmとは濃度のことなのか何のことなのか分からなかった。そこで、公衆衛生の教授に聞いてみた。
濃度だったら、液体に溶けていなくてはならない。単位は%やモルである。なのにppmは、「指先から何ppmの何々が検出された」という言い方をする「指先」は液体ではない。そこが分からなかった。今回も、「ニラから何ppm」という言い方をしている。
およそ以上のことを教授に問いかけた。教授はシドロモドロになってしまったので、可哀想になって、それ以上追及するのを止めた。
以来、未だに私はppmのちゃんとした意味が分からない。
ppmとはパーツ・パー・ミリオンのことで、100万分の1という意味である。私が医学生時代、公害問題がさかんに論議されていたころ、ppmという単位に出会わない日はなかった。
公衆衛生の授業でもしばしばppmが出てきた。しかし、ppmとは濃度のことなのか何のことなのか分からなかった。そこで、公衆衛生の教授に聞いてみた。
濃度だったら、液体に溶けていなくてはならない。単位は%やモルである。なのにppmは、「指先から何ppmの何々が検出された」という言い方をする「指先」は液体ではない。そこが分からなかった。今回も、「ニラから何ppm」という言い方をしている。
およそ以上のことを教授に問いかけた。教授はシドロモドロになってしまったので、可哀想になって、それ以上追及するのを止めた。
以来、未だに私はppmのちゃんとした意味が分からない。