院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

IPCCはもはや権威がない

2008-11-13 09:18:00 | Weblog
 IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の権威が、少なくともわが国では失墜している。

 地球は温暖化し、それは人為的なCO2 が原因だと言い切ってしまったのがIPCCである。

 IPCCは2600人の学者の集まりであり、科学的にものごとを考えていくはずの組織であった。それが出した結果が上記の結果である。

 気象庁も環境省もIPCCの提言を信じている。IPCCの見解を徹底的に論駁したのが、わが国の学者、池田清彦氏である。

 池田氏のデータに基づいた立論には説得力がある。少なくともIPCCのそれよりはよっぽどマシである。

 IPCCはひとつの結論を出すのではなく、せめて両論併記くらいにすべきである。2600人の学者全員が同じ意見であるというのは、極めて考えにくいことである。

 IPCCは機能停止している。というより害毒をばらまいている。

 わが国の気象庁も環境省も、いい加減IPCCを見捨てたらどうか。