2006-07-31 以来、私は原発は恐いと何度も言ってきた。でも、それは放射能汚染に対してではない。熱排水、または熱公害に対する恐れである。
この信念は今でも変わっていない。たまたま今回、福島第一原発で放射能漏れがあって、放射能問題がクローズアップされているけれども、本当に恐いのは「熱」である。放射能漏れをいくら防いでも、原発があるかぎり熱は生産される。だから、私は今後も原発に反対である。
みなさんお忘れだと思うので 2006-07-31 の記事を再録しておこう。
(再録)------------------------------
原子力発電というとメルトダウンや放射能漏れが恐れられているけれども、実はもうひとつ恐いことがある。それは熱である。
水力発電も、火力発電も熱を出す。しかし、水力発電は太陽エネルギーを源としている。火力発電に使う化石燃料も、もとをただせば太陽エネルギーである。
ところが原発は太陽エネルギーに基づかないエネルギーを発生させている。これは生物史上かつてなかったことである。
太陽エネルギーに由来しない熱が蓄積するとどうなるのか、これはまだ誰も経験していない領域である。
この信念は今でも変わっていない。たまたま今回、福島第一原発で放射能漏れがあって、放射能問題がクローズアップされているけれども、本当に恐いのは「熱」である。放射能漏れをいくら防いでも、原発があるかぎり熱は生産される。だから、私は今後も原発に反対である。
みなさんお忘れだと思うので 2006-07-31 の記事を再録しておこう。
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原子力発電というとメルトダウンや放射能漏れが恐れられているけれども、実はもうひとつ恐いことがある。それは熱である。
水力発電も、火力発電も熱を出す。しかし、水力発電は太陽エネルギーを源としている。火力発電に使う化石燃料も、もとをただせば太陽エネルギーである。
ところが原発は太陽エネルギーに基づかないエネルギーを発生させている。これは生物史上かつてなかったことである。
太陽エネルギーに由来しない熱が蓄積するとどうなるのか、これはまだ誰も経験していない領域である。