(はせ川のHPより引用。)
とんかつと言えば、昭和40年ころまでは厚くても1センチいかなかった。それが急に厚くなりだして、ヒレカツなら3センチも当たり前になった。
とんかつ屋がほうぼうにできた。私はそのころのとんかつを食べていない。やはり高価だったからだ。そのまま私は大学に入り、学生としての貧乏生活を名古屋で送ることになったから、厚いとんかつとは縁がなかった。
とんかつを食べるなら寿司のほうがよいと考えたこともあるだろう。なんとなく、とんかつとは離れてしまった。
名古屋で味噌カツというのに出会った。ソースの代わりに味噌だれをかけるのだ。これがけっこうおいしい。名古屋の国際空港にある味噌カツ専門店は、さほどおいしくない。味噌カツは街のなんでもない定食屋のほうがおいしいから、一度試してほしい。
※今日の俳句(新年)
初富士を置いて東京めざしたり
ひとし(豊橋市)