(ドガ「踊り子」。ウィキペディアより引用。)
ロシアでは子どものバレエ教室が盛んである。それがオリンピック競技などでロシアの高得点に繋がっている。ところが最近それがすたれてきた。踊りなぞは見世物で、良家の子女がやることではないと。
上の有名なドガの絵は、けっしてバレエを賛美したものではなく、人前で踊る悲哀が含意されているらしいことが、他のバレエの絵画作品からも容易にわかる。
このごろ、バレエは貧しい家の子がやる「芸」に過ぎないことが意識されてきて、バレエ熱が急速に冷え込んでいるそうだ。そのため今後、ロシアの体操競技やスケートのレベルが下がるだろう。(純粋なスポーツ熱は相変わらずだが。)
ロシアが本来のスポーツ大国になるには、もう一皮剥けなくてはならない。
※今日の短歌
明日香のことやらねばならぬ祭壇の君の笑顔に決別をして
西井京子(明日香)
この点は次のサイトをご覧下さい。
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それは知らなかった。