
(オリンパス・フォトパス。コロンタンペンさんの作品。)
幼いころ私は「やどかり」を「やどかに」と言っていた。カニの一種だと思っていたからだ。
唱歌の「うさぎ追いしかの山・・」を「うさぎがおいしい」と思った人が多いのは有名な話である。
向田邦子は歌「荒城の月」の「めぐる盃」を「眠る盃」と思っていたそうだ。同名のエッセイ集がある。べつに『父の詫び状』というエッセイ集もある。いずれも文庫本で手にはいるだろう。ものすごく面白い。
故山本夏彦翁はミニコミ誌「銀座百店」で向田に接し「突然現れてほとんど名人である」と評した。
今では聴力低下によって相手の言葉をしばしば聞き間違えます。
妹は幼いころ「手拭い」を「てぐぬい」、「輪ゴム」を「わもぐ」と言っていました。
妹は小学校6年で(私が中3のとき)幼いまま病死しましたが・・。