院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

AKB48傷害事件によせて

2014-05-27 16:16:23 | 芸能

Yahoo!ニュースより引用。)

 今日の中日新聞一面のコラム子がAKB48が傷害された事件について、話の枕に明治時代の「ドウスル連」を使っていた。

 明治期に娘義太夫というのが流行った。若い娘が義太夫をうなって、絞り出すような声で話がクライマックスになると、押し寄せた男子たちが「ドウスルドウスル」と大合唱したのだそうだ。彼らは「ドウスル連」と呼ばれ、大人たちの顰蹙を買った。

 明治時代の若い娘が身もだえして、喘ぐように語るさまは、さぞセクシーだったに違いない。「ドウスル連」は、義太夫語りの娘が移動する人力車を押したらしい。コラム子は「ドウスル連」を現代の「追っかけ」になぞらえた。

(私は「ドウスル連」を昭和50年ころの古谷三敏の漫画「寄席芸人伝」で知った。コラム子の情報源も同じかもしれない。)

 現在のAKB48の追っかけは顰蹙を買っていないのだろうか?少なくとも私は顰蹙している。いい若い者が、日本中どこまでも娘たちを追っかけて、なにが握手会だ!他にやることはないのか!?

 日本中を追っかけることは、このたびの事件で記者のインタビューに応じていたファンの若者が、握手会は10回目だと言っていたことからも分かる。やすやすと記者の取材に応じて、テレビに映って恥ずかしくないのだろうか?

 世の中が彼らを顰蹙しなくても、私は彼らに娘を嫁にやらない。

(中日新聞のコラムの内容はAKB48ファンを扱ったものではなく、加害者に対する糾弾である。)

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