(淡路ビーフ。ウィキペディアより引用。)
高級品だったビフテキを愛知県で庶民の口にもってきたのは「ステーキのあさくま」である。ワンマンの近藤社長のもと、愛知県の片隅のステーキハウスが瞬く間に発展したのが昭和50年台である。
まだ結婚する前、妻と「あさくま」に行ってみた。ビフテキが他店の半額ほどだったが、それでも高くて手が出ず、仕方なく880円のハンバーグで我慢したのを覚えている。(それでも大きくおいしかった。)
近藤社長はとうじすでにオーストラリアビーフの輸入を考えていた。エネルギッシュな人だった。(今は引退。)
やがて私も収入が増えて「あさくま」のビフテキを自由に食べられるようになった。だが今度は勝手なもので、分厚いビフテキより、普通のすき焼きの肉を溶き玉子につけて食べるほうがおいしいと感じるようになった。
※私の俳句(秋)
富士写すシニアの合羽秋深む