親戚の叔母さんが歌集を出したとのことで、送っていただきました。数十年の精進の成果をまとめて自費出版したもので、夫君である叔父さんの油絵を表紙に飾り、選も序文も短歌の師匠のものだそうです。きっと、師匠は叔母さんの人柄をよく見ておられるのでしょう。生来の明るいユーモアとともに、望郷の思いを歌に託すときの広がりを、序文の中で指摘しています。様々なエピソードが推測され、味わい深いものがあります。
そういえば、わが祖父の妹でありました大叔母も短歌を詠みましたし、その長子である別の叔父さんもまた、母の遺作を歌集に編んで自費出版しておりました。「第二芸術」などと批判も受けながら、しかし五七五七七の伝統的な短詩形式は、庶民の生活の中にしっかりと定着し、絶えることがないように思えます。
あいにく、当方は短歌を楽しむような風流を解さずに来ましたが、さて Weblog という形式は、このような伝統の力を持ち得るのだろうかと、興味深いものがあります。
そういえば、わが祖父の妹でありました大叔母も短歌を詠みましたし、その長子である別の叔父さんもまた、母の遺作を歌集に編んで自費出版しておりました。「第二芸術」などと批判も受けながら、しかし五七五七七の伝統的な短詩形式は、庶民の生活の中にしっかりと定着し、絶えることがないように思えます。
あいにく、当方は短歌を楽しむような風流を解さずに来ましたが、さて Weblog という形式は、このような伝統の力を持ち得るのだろうかと、興味深いものがあります。