電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

オーディオ製品カタログに時代を見る

2008年11月30日 10時50分51秒 | クラシック音楽
ようやく晴れた休日、せっせと雪囲いをしました。老母はせっせと漬物を仕込み、ネギを土中に埋め、冬支度に追われております。午後から書棚の最上段の整理をしたところ、昔のカタログがごっそりと出てきました。前にも一部掲載(*)したことがありますが、アナログLPレコード華やかなりし頃のオーディオ関連製品、懐かしさに浸る中年世代の方々のために、少々ご紹介。トップの写真のような、サンスイの格子状グリルを持った据え置きタイプの大型スピーカ SP-3005 などの製品の向こうに、この当時の時代を見ることができるかもしれません。


まずはグレースのトーンアームです。次の写真(マイクロ MB-400S)のようなフォノモータと組み合わせて、貼り合わせてくりぬいた積層合板のキャビネットに組み立てていた豪の者もいました。

次は、ONKYO の Component Stereo カタログです。スピーカの E-63A(MKII)とかアンプの Integra シリーズとか、魅力的でした。カタログも生活提案のようなスタイルです。

オープンリールでオートリバースをうたっていたパイオニアのオープンデッキ T-4000 です。こちらは再生のみオートリバースで、録音再生ともにオートリバースできる上級機 T-6000 もありました。

ここからはソニー製品です。まず、録音した音をモニターできる、1モーター3ヘッドのオープンデッキ TC-6350 のカタログです。

ソニーのカセットデッキ TC-2130A です。当時は、こういう平型のデッキが主流でした。

最後は、日立の Lo-D シリーズのスピーカです。ギャザード・エッジのウーファーに削り出しのホーン・トゥイータの2ウエイという構成の HS-500 という高級機もありましたが、こちらはその弟分にあたる、HS-350 という製品。カタログも、白黒に Lo-D というロゴだけが青色という、ストイックなイメージのものでした。


これらのカタログは、実際に自分が使っていたから持っていたのではなくて、初めて自分でオーディオ機器を購入する際に、いろいろ集めたものではないかと思います。1970年代前半頃かと思いますが、どれも思わず懐かしくなります。

(*):懐かしのオーディオ機器のカタログを発見
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