いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

攀岩禁止!

2012-04-08 | クライミング
本日Oさん、Rさんと天池山へ。

お目当てのルートに取っつく前に、今日はRさんにラッペリングとプルージックでの登り方を教えました。

登りの技術は人様に教えられるほど上手でもありませんが、基本的な技術は昔からやっているので一通りは知っています。

Tさんにお借りした最近の技術書を読んでも、ほとんど昔覚えた技術と変わりません。

それに引き替え登りのテクニックや道具はこの20年間ですごく進歩しましたね。

30年前なんてランジ(ジャンプ)して飛びつくなんて絶対しませんでしたから。



講習を終えて、まずは先先週の続きです。

今日こそはRP間違いなしの自信で取っついたのですが、核心部のデッドポイントに失敗。

おまけに落ちたとき岩角に右足をひっかけて足首をひねってしまった。

ひどくはないが歩くと痛い。(涙)


OさんがA0駆使?で登った後、今度はTRでクリアはしましたがRPはまた次回にお預けします。


本日は大事を取って見学に回ろうかとしていたところに、公安?らしきオッサンが2人現れました。

よく見ると公安ではなく、どうやら天池村の保安員のようです。

いきなりここでのクライミングは中止せよとの命令です。

そして私たちの目の前で赤いスプレーで岩場に大きく「禁止攀岩」と書くじゃないですか。


2号岩場にも別の保安員がスプレーで禁止と書いています。

スプレーで直接岩場に書くなよ、ボケがあ! 看板立てれば済むだろうが。

こいつらにそんな権限があるのかとは思いましたが、地元の天池村が村内の山中で事故でも起こされて問題になるのが嫌なのでしょうね。

先週太湖でボートに乗った学生が事故で4人亡くなったからでしょうか?

彼らにして見ればクライミングは危険なレジャー行為に見えるのでしょう。

とりあえず本日は引き下がりましたが、これは私たちだけでなく天池山を利用する全てのクライマー全員がここを解放してもらうよう村と交渉する必要があります。

帰りにジムに寄ってみんなに知らせなければ。

ってみんなに言っても、岩場なんていくらでもあるから別の場所を登ればいいじゃんって中国人は言いそうだな。


事実午後からジムに寄ってスタッフに話をしたら、ふーんって感じでした。

オイオイ!大事件だろう。 困るんだよ、俺の遊び場なんだからさあ。








コメント
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