いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

天平山、木瀆

2012-12-03 | 中国ハイキング
久しぶりに蘇州の天平山へ行きました。

以前行ったのは確か4月だったか。

この時期の天平山は紅葉の名所として蘇州では有名です。

バスなら「4・315・662・遊4」で天平山に行けますが、ちょっと歩いてみたかったので「64」のバスに乗り霊岩山手前の木瀆で降りました。

木瀆から公園入口までは3キロほどです。


残念ながら本日は小雨模様なので天平山もかすんで見えます。(晴れているとなかなかの岩山なんですが)

25元払って園内に入ります。 ここの25元は安いね。

園内にはいるとさすが4大紅葉景勝地の一つだけあります。赤く染まった椛が向えてくれました。



園内の紅葉を一通り見てまわった後、天平山へ登りました。


途中の展望台から蘇州市内を望む


山頂は結構な人で賑わっていました。

山頂からは向こうに道路を挟んで天池山、南に大焦山、その向こうに霊岩山が見えます。


小雨が降っていたので早々に下ります。

公園からまた木瀆まで歩いて帰り、そのまま山塘街へ脚を延ばしました。


蘇州市内の七里古鎮にも同じ名前の山塘街がありますが、なにも関係はないな(たぶん)

木瀆には厳家花園、古松園などの庭園があるのですが、朝から小雨に打たれて(今日は雨具を持ってこなかったんです)何やら風邪を引いたようです。

庭園散策はやめて早々に昆山へ戻ることにしました。(またの機会にってもう無いかも)
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沙家浜

2012-11-06 | 中国ハイキング
常熟市の南に位置する沙家浜にBIKEで行ってきました。

行くまでは知らなかったんですが沙家浜は京劇(抗日戦争の最中、沙家浜からの撤退を迫られた共産党だが、傷人18名を残さねばならなかった。そこで連絡員・阿慶嫂は茶館を開いてカモフラージュし、彼らを葦の原にかくまった。そして捜索の手をかわしながら、再び奪還するまでを描いた作品)でも有名なんですね。


沙家浜の入り口に来るとびっくり。思ったより多くの観光客が訪れていました。

入り口でチケットを購入。100元です。

常熟市民はなんやら無料みたい。

私はただの湿地公園なのかと思っていました。

中に入ると革命歴史記念館などの革命教育区があり軍事武器展示区なんてのもあります。(あまり人気ないみたいですが)


ここでの本来の楽しみ方はこの手漕舟での水路の旅。抗日戦争当時の歴史に思いを馳せるのが正しい中国人観光客のありかたです。

私は日本人なので80元の船旅はパス。


公園内に古村がありました。


その一角に酒蔵がありました。

白酒を蒸留しています。

まるでシロップのようにすっごく濃い感じ。

ガイドさんが蒸留したてのこの白酒は76度って説明していました。

横にオチョコがあるので利き酒OKなんですが、下戸の私は76度の酒なんて遠慮しておきました。


通りの一角にある舞台で京劇沙家浜の一節を演じていました。(カメラが調子悪くて撮ったつもりが写ってないよ)


土産物屋と食堂が並ぶ古村の通りを抜けて湿地公園へと進みます。


湿地公園はそれほど大きくなく、蘇州の大湖湿地公園を小ぶりにした感じ。

春先だと花でも咲いているのでしょうか? 鳥とかの姿も全然見えないし。

時期が悪いのかなあ。

これなら無料の昆山森林公園のほうがましです。

やはりここは自然を求めてくるところではなく、小日本と結託した反共勢力共に抵抗し、最後には革命を成就したその歴史に思いを馳せる、そんな場所です。

あんまり日本人向きじゃないのかも。

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連雲港 花果山

2012-03-04 | 中国ハイキング
先週末に江蘇省の北の端に位置する連雲港市へ出張に行きました。

仕事のほうは金曜夕方には終了。土曜日は昆山に戻るだけです。

せっかくなので西遊記の孫悟空が生まれたという連雲港市の花果山にちょっと寄り道(最初から計画的?)してきました。




明末期に生きた呉承恩がここに滞在して「西遊記」を書き上げたと言われます。

原作の花果山は海に浮かぶ島の設定ですが、この花果山は連雲港の街の北東に位置し黄海を見下ろす場所にあります。

標高625mの花果山は江蘇省内では最高峰になります。


冬場の3か月つまり2月いっぱいまでは入場料は50元。しかし本日は3月4日。入場料は倍の100元です。(高っかー!)

入場ゲートから公園内をバスが走っており、要所要所にバス亭があります。

本日は歩いて登りたかったんですが、付き合ってくれたOAさんが連雲港市から昆山まで一人で運転していかなければならないので、残念ですがロープウェイ利用としました。(だって私は助手席で寝ているだけですから)

主峰の玉女峰まではロープウェイだけでなくバスでも山頂に行けます。


ロープウェイ利用しているのは私たちだけみたいです。

冬場の寒い日は同じ樂して行くなら皆バスに乗るんですね。

オープンのゴンドラは寒かったあ!


山頂は樹氷が綺麗です。


やっぱり孫悟空の故郷です。山頂にはサルがいっぱい。

ところでサル達はむやみに人を襲うことはないのですが、人が持っているペットボトルだけを狙って飛びついてきます。

OAさんは手に持っていたペットをいきなりひったくられました。

私は背にザックを背負っていたのですが、ザックのポケットに差し込んでいたペットボトルを狙われて、あっと思ったら知らない間にサルが背中に乗っかってボトルを抜いて行きました。


まったく油断もすきもありません。 ペットボトル内のドリンクが甘くて好物なんですね。

サルはベットのキャップを回して外す力も知恵もありません。


ペットを逆さに持って底を鋭い前歯で噛みきります。底からドリンクを飲むんですね。


それにしてもこの寒い中、観光客が持ってるジュースを待っているのでしょうか? 山頂付近にはエサはなさそうですから、夕方には下に降りてゆくのでしょう。


山頂からは歩いて下山しました。

途中に作られたばかりの新しいお寺や人工の滝など、いかにもできたての観光地で歴史を感じるような建物はなにもありませんでした。


正直100元は高いです。時間があれば花果山から続く雲台山系でも歩けるならまだ納得できるんですが。
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太湖湿地公園

2011-12-11 | 中国ハイキング
いつものように早朝6時に出発

蘇州に到着したのもいつもと同じ8時ジャスト。

Tさんとは蘇州市内の体育場近くにて8時半に落ち合いました。

そこから太湖横の光福までバスで50分。

本日もすでにバスだけで3時間。 毎度のことなので慣れてますが。

今日は以前から少し気になっていた太湖湿地公園に行きました。(会社の誰に聞いても行ったことないって言うからひょっとしたらイマイチなのかも)



光福でバスを降り、山間の道路を公園のほうへ歩きます。

ウォーキングには絶好の天気ですが、左手にある太湖は霞みがかかってよく見えません。

ハス亭から約2時間ほど歩いて湿地公園入口に到着。


公園は自然の公園を期待していましたが、もともとの湿地帯を利用した人工公園で広さは4.5キロ平米と十分広くきれいに整備されていました。


パンダ館なるものもあって(行きませんでしたが、どうやら本物がいるようです)、家族連れにも楽しめるところです。

季節は冬ではなく春ごろに来ると水辺の花も咲いていてきれいだろうと想像できます。

水泳場(ただし池の水ですよ!)がありました。看板にはモルジブを連想させる水泳場と書かれています。

なんと言う厚顔無恥! そこまで言うか? 


言ってて恥ずかしくないか?と言いたいモルジブ水泳場です。(笑)


ぐるっと公園内を一周すると1時間半ほどかかりました。

距離にすると5キロ以上はあります。(公園内で貸自転車もあります。20RMB)


春になったらまた来てもいいかなと思わせる公園でした。
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穹窿山

2011-11-27 | 中国ハイキング
蘇州の低山はほとんどが公園になっていて入場料が必要です。

で一通り登りつくしたので最近は無料(キセルともいう)のルート探してます。

山頂に繋がる林道を探す場合もありますが、果樹園や茶畑を突っ切って適当なところから登ったり藪を漕いで公園内の正規ルートに入ったりしてます。

別に入場料が惜しいわけではありませんが、公園の石畳の登山道が嫌いなだけです。


本日は以前登ったことのある穹窿山に行きました。

衛星画像で見るとこの主尾根沿いに林道が通っているはずです。

その林道に入れそうな小道を探します。

この山塊の南面はずっと墓地が続いていて幅6キロぐらいの広大な墓地です。

侵入できそうなところを探しながら山のふもとの道を歩きます。

やっと墓地の並びが終わったと思ったら今度は軍の敷地が続きます。

地図には載っていませんが穹窿山の西面には飛行場があります。もちろん民間空港ではなく軍用なのですが、どうやら山の南面一帯は軍の敷地のようです。

途中の林道につながりそうな道路にも軍の歩哨が立っています。 これでは入れません。

だいたい穹窿山の山頂にはレーダー基地があって、そこには立てないですから。


結局本日は穹窿山の周りを3分の2周(16キロぐらい)ウォーキングしただけに終わりました。

こういう無料バリエーションルート(っていうかなあ?)もなかなか難しいもんです。(笑)





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