いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

黒壁

2023-06-26 | 岐阜、西濃の山
やっと林道が通行可能になったので揖斐の黒壁(高丸)に行ってきました。


池の又谷林道終点の駐車場から出発。 8時前の段階で駐車場には14台ほど。 皆さんは夜叉ヶ池方面に行かれます。


私は赤い火の用心の垂れ幕を潜って一人黒壁へ向かいます。


しょっぱなは結構急登。 踏み跡は割と明確です。


シャクナゲ藪を突っ切ります。 短い区間でよかった。


シャクナゲ藪を終えるとお迎えブナが待ってました。 


ヌタ場を越えていきます。


ちょっと笹薮が出てきました。


藪のないすっきりしたところもあります。


そろそろ激藪地帯か?


しかし聞いていたほどの激藪ではありません。 藪は薄いし寝ている笹が少ないので中藪の上という感じ。


この辺りは積雪も多いはずなんですがあまり笹が寝ていないのはなぜなんでしょう? こっちは助かりますけどね。


5月に東農の三国山から拝殿山に縦走したときの方がずっと大変でした。最後は両脚攣りましたから。


山頂に近づくと笹藪から灌木藪に変わります。


ピンテもずっと続きますから下りも安心です。 


踏み跡やピンテの多さからYAMAPやヤマレコのレポ以上に登られていると感じました。


黒壁到着。無慚に割れた高丸と書かれた山名版と三角点。


山頂の小さな切り開き。この日も蜂が数匹飛び回っていたのでゆっくり出来ずすぐさま下山。


下りの途中に見えた南方の山は土倉岳、大ダワあたりかな?


笹薮地帯も終わったので後はゆっくり新緑を楽しみながら駐車場まで下山しました。
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魚金山

2023-06-20 | 岐阜、西濃の山
根尾の魚金山に行ってきました。 今年1月に同ルートで登ろうとして時間切れでリタイヤした山です。


高尾谷の林道が左岸から右岸に変わる場所に駐車しました。 そこから登路の尾根尻になります。


踏み跡明確。 このルート結構歩かれています。





1月に来た時に雪で見つけることができなかった三角点「高尾」


その時にはちょっと緊張した岩場です。





この辺りで前回は時間切れで敗退しました。 雪次第ですが冬は低山でも最低2倍は見ておかないといけませんね。


気持ち良さげなちょっとした切り開き。


9年前に水鳥のクジぼら橋から登った時の分岐点。なぜかこの場所は覚えています。


カレンフェルトが続きます。


この辺りはなんか昔の記憶と全然違うなあ。 そんときは鹿よけの防護ネットなんてなかったもんね。





魚金山まで歩きにくいカレンフェルトの尾根を進みます。 前にここに来たのは2014年の秋でした。 その時と全然違います。


2014年の同じ場所の写真。 確かえらく藪漕ぎしてました。


魚金山三角点到着。 ですが最高地点ではありません。


魚金山からは3キロ先の高屋山まで林道を進みます。


林道のすぐ横っちょにある高尾山山頂。 
駐車場までまだ10キロほど歩かなければなりません。 痛風完治度95%なのでメッチャ長く感じました。
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毘沙門岳

2023-06-20 | 中濃の山
郡上市旧白鳥町の桧峠から毘沙門岳に登ってきました。


石徹白と白鳥の境にある桧峠。


峠の駐車場は日曜日とあってすでに半分以上埋まってます。 ほとんどのハイカーは毘沙門岳ではなく大日岳へ登るようです。


峠から刈り払いされた登山道が続きます。


最初は植林の中を進みます。


小さな小川を渡渉。


30分ほど歩いて正式登山口に到着。


登山道は遊歩道とまではいかないけれど十分整備されていました。





いかにも初夏の様相と言った感じがします。


スキー場最高地点まで上がってきました。 夏場はゴルフ場の様ですが。


毘沙門岳がやっと見えました。と言っても山頂は見えてるピークのまだ向こう。


毘沙門岳山頂到着。ゆっくりしたかったのですが蜂が飛び回っていたので写真を撮って早々にその場を後にしました。


戻りは登山道から外れて自然に帰りつつある林道を進みます。 この辺りはまだましな方です。


林道が終わると峠に続く車道に出ました。 この日毘沙門岳に登ったのは私を入れて5人だけ。 きっと大日岳はひるがの高原から登る人もいるので100人ぐらいはいるでしょう。


峠の手前に旧桧峠の案内板がありました。 なるほど。
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一ノ掛

2023-06-11 | 岐阜、西濃の山
根尾の折越峠は岐阜100山の大白木山の登山口ですが本日は大白木山と反対の北側にある一ノ掛に登ってきました。20日前に青波と半中を登った翌日から左足親指の付け根が痛くなり診断の結果は痛風でした。 1週間前に上高地では明神まで何とか歩けたので本日は軽めのリハビリ山行です。


折越峠のお地蔵様の横から失礼して尾根に取りつきます。


まだ足の調子は100%完治していないので慎重にゆっくり歩きます。


ウェブでは「山だもんね」さんと「ヤマニア」さんの2件しかヒットしなかったので踏み跡もないかと思っていたらしっかり踏み跡と赤リボンがありました。





癒しの風景。 足の癒しにはならないけど心の癒しには十分なります。


小さな池がありました。


またまた小池です。


そろそろシロモジが邪魔をしだしました。


おっ! 巨木!


見上げるとスゲー。


シロモジバリケード。





これもなんかスゲー。





ドウの天井あたりか。


ちょっと自信ないけど左門岳。


折越峠からの林道と合流しました。


林道のすぐ脇にあった一ノ掛の三角点。 下りは往路の尾根道ではなく林道で下山。


下りの林道から見えた大白木山。


下っていると伐採した樹木を満載したトラックが抜いていきました。 現役林道ですね。
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上高地ザイル祭

2023-06-07 | 日記
今年も所属倶楽部OBと共に上高地にてザイル祭を行いました。


今年は昨年より雪が少ない。 年々雪が少なくなってる気がして寂しくなります。 私たちはもう大した雪山は登れないのだけれど昔の56豪雪などを知っている身としてはこれから雪山に挑む若い岳人には本来の雪山を知ってほしいと思うのですが。


今年は上高地バスターミナル近くにあるアルプス山荘に宿泊。ここは日本山岳ガイド協会が運営する施設で一般には知られていませんし上高地旅館組合にも入っていません。 もともと林野庁外郭団体の所有だったそうですが民主党政権時代に仕分けの対象となり日本山岳ガイド協会に払い下げられたという曰く付きの建物です。 私たちがお値打ちに宿泊できるのも「2番じゃダメなんですか」の蓮坊さんのおかげですかね。


見上げれば明神岳2263峰とⅤ峰。


藪を漕いで秘密の場所にある慰霊碑へ向かいます。


そのうちここまで来るのに2ビバークぐらい必要になるかもしれない。

一年ぶりに皆と会ってこの冬はここを登ったなんて山行自慢は全く聞けませんでしたが皆の病気自慢は十分聞けて楽しいひと時でした。それに普段は絶対口にできない「最近の登山者は・・・」「俺たちの若い頃は・・・」なんて愚痴か苦言かわからんような話で盛り上がるのは年に一度のこの時だけですから。
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