いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

貝月山東谷鷹巣谷

2020-05-31 | 沢登り
数年ぶりの沢登りです。
条件は近場で、簡単そうで、長くなくて、山頂に突き上げていて、行ったことがなくて、ヒルの少ない花崗岩系の沢ということでいくつかの選択肢の中から粕川の東谷の鷹巣谷を選びました。それと昔は貝月山への登路だった東谷の登山道がどうなっているのかも興味があったので。


ご丁寧にも鷹巣谷の看板がありました。


入り口は少し藪っぽいですがすぐ開けました。


しばらくは谷の左岸側の踏み跡を歩きます。 結構林業の方が入っているのかも






熊さんもこの谷を遡行するのか?


ゴロゴロですね。


やっと谷らしくなってきました。






滑滝が現れました。


次も滑滝です。


またまた滑滝です。








最後の滝です。


この辺りはさながら桃源郷の様子


新緑のブナがまぶしい。


源頭近くになって藪がうるさく成ってきました。


左手の尾根に逃げます。と言っても藪漕ぎですが。


尾根まで上がると予想通り西面の藪は立ってます。東面はやっぱり雪の重みで枝が垂れるのでしょうね。


予定通り小貝月山の近くの登山道に飛び出しました。


貝月山山頂。今日はいい天気だ! 
今回衣類はほとんど濡れなかったのですが、藪漕ぎ地帯で知らない間にタイツの左右に大きな破れが!(涙) タイツで来るんじゃなかった!


山頂から西に下ったところにある日越峠です。 山頂からここまでは整備された遊歩道です。


峠から東谷への下降はしばらくは植林の中の踏み跡を下ります。
東谷沿いに下ればいいのですが植林と自然林が交互に現れて植林地帯には踏み跡がはっきりしていましたが、自然林地帯は道が不明瞭でした。まあどこでも歩けましたが。


品又林道終点にあった看板には日越峠が火越峠と書かれていますが、昔は火越峠とでも呼んでいたんでしょうか?
この林道終点地は鷹巣谷のすぐ上でした。


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徳山富士

2020-05-26 | 岐阜、西濃の山
根尾と揖斐の境にある徳山富士に行ってきました。根尾から馬坂峠へ向かい峠のトンネルを越えたところの左手に駐車しました。


峠の取り付き地点は激急斜面で尾根に上がるまではロープが設置されていました。 しっかり利用させてもらいました。


尾根に上がると傾斜は少しだけ落ちますが、それでも山頂まではずっと急斜面が続きました。


ブナとシロモジの新緑を楽しみながら登ります。












紅葉で有名な徳山富士ですが新緑の時期も悪くはないです。


山頂手前にある反射板

この日はうっかり山頂の写真を撮ることを忘れてしまいました。 これがヒマラヤの初登頂なら証拠写真撮れてないなんて大問題なんですが。



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根尾 高屋山

2020-05-23 | 岐阜、西濃の山
根尾の高屋山です。
以前何の前調べもせずにこの山に登りに来て、登山口がまったくわからず敗退したいわく付きの山です。
今回はネットで十分登山口を調べてきました。


越波の集落手前のお墓の前の空き地に駐車させてもらいました。


ネットでよく出てくる赤いドラム缶です。 前回はこんなドラム缶も知らなかった。


小さな沢を渡ってヤブ交じりの急斜面を登ります。


ここで私の熊鈴の音が気になって様子を伺いに来た子ザルと6mの濃厚接触です。(写真には写ってませんが)


最初は右手植林、左手自然林の間を進みます。


岩が出てきました。


長い倒木地獄が待ってました。


ここからは登山道の傾斜のキツさを除けば素晴らしい新緑の道が続きます。










山頂手前の傾斜の落ちた稜線もこれまた素晴らしいところ


癒されます。とはこのこと


高屋山山頂です。


山頂で昼食を取った後、下山に掛かりますが山頂から少し下ったところで道迷いしてしまいました。
たぶん1050m地点ぐらいで歩きやすいところを選んでいると知らずと右に寄ってしまって谷に向かっていました。

左手の尾根が本来登ってきた尾根のはずです。トラバースするには傾斜が急なので、さらに少し下ったところは傾斜もゆるく、もう少し下ると左尾根に向かう獣道がありました。鹿さんに助けられて難なく左の尾根に上がったのですが、そこは小さな尾根で下った先は左右の谷に吸収されています。
さらに左かともう一度トラバースしました。すると尾根の下る方向を見ると正面側に太陽が見えます?!
方向が逆です。下山は北側に下っていくのが正しいので、さらに左の大きな尾根が正解と理解しました。ここはトラバースせずにいったん上に上がって正規尾根と合流することにしました。約50mぐらい急な灌木の尾根を上がるとやっと950m地点で正規の下山道に合流することができました。

道迷いは横着せずにわかるところまで戻ることですね。反省です。
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大立

2020-05-23 | 岐阜、西濃の山
コロナ自粛明けのハイキングです。 長かったあ~。
会社から近くの揖斐の大立です。


大立の南東尾根の末端に当たる場所。乙原トンネル横から上がります。登り口に鉄籠の罠があります。
こんな罠で猪とか捕まるんでしょうか? それとも他にもククリ罠とかあるよという登山者への警告?


最初はえらい急傾斜から始まります。


30mも上がると杣道に出ます。そこからは傾斜も少し弱まりました。


大岩が出てきて左から巻きました。


岩がゴロゴロの地帯。


新緑がすばらしい。


尾根芯を外さずに一本道。


また岩ゴロゴロ地帯。




ちょっと庭園風のところもありました。


よく見ると無数のオタマジャクシ! 狭い尾根の上にあった水たまりです。 よくこんなところに水がたまるものだ。


尾根上はこんな感じの緩い起伏が続きます。きっと秋に来てもすばらしいところ!


山頂手前に鉄塔がありましたが多くの蜂が飛び回っていて鉄塔広場は急いで駆け抜けました。


大立の山頂です。 最高地点より少し手前にあります。 最初最高地点まで進んで三角点位置がわからず少しウロウロしました。
下山は先ほどの鉄塔に戻り巡視路を利用して揖斐川沿いの樒平の集落へ降りました。


先ほどの鉄塔より一つ下の位置にある鉄塔からの揖斐川対岸の飯盛山(右)と西及津(左)です。
誰にも会わず静かな山歩きでした。
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中山道 馬籠、妻籠

2020-05-09 | 旅行
昨日二ッ森山を登ったあと中津川市内で夕食を食べていたら、本当はどこかでテントを張るつもりでしたが、邪魔くさくなってきて結局道の駅で車中泊してしまいました。
朝8時馬籠のふれあい広場の駐車場に行ったらクローズになってました。やっぱりコロナの影響なんでしょうかね。
そこで馬籠館の駐車場に移動するとこの時間は1台も他に駐車している車はありませんでした。


朝の9時妻籠宿に向かって馬籠宿出発です。


それにしても誰もこの時間は歩いていない。
前を行くのは外人ハイカーさん。 彼ら以外この宿場で誰も見ていません。


静か過ぎるのもなんだかねえ。 昼ぐらいになったらお店も開くのでしょうか? それともお休み?


途中の見晴らし台から見えた恵那山の山頂は雲に隠れていました。


中国に駐在していた時もよく古鎮、古城、古村へ好んで訪問していましたが、ノスタルジックな雰囲気は好きです。




宿場はずれにある水車小屋


少しハイキングコースらしくなってきました。昔の旅人はこの道を往来していたのですね。
それにしても誰とも合わない。


コースの最高到達点 馬籠峠 801m


峠の茶屋はもちろん休み。




何故か古いTVドラマ木枯らし紋次郎(最近の人にはわからないだろうな)の主題歌口ずさんでいました。


男滝


女滝


やっと妻籠宿到着、と言ってもここまで2時間ほど。




ここも本当に観光客はほぼ皆無。


妻籠から馬籠まではバスで戻りました。
このハイキングは2月半ばですが、これからさらに事態は悪くなっていくのですね。
私もこれを最後にしばらくは山や遠出は控えるようにしました。
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